ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

楽しい日曜日でした。

日曜日。 朝のうちは雲がひろがり、風も冷たかったけれど、 先週の暑さが嘘のようで、厚着をして散歩に出かけました。 予約本が届いたというお知らせメールがあったので図書館経由で里山の森へ。 尾根道を歩きだすと野生の藤が。 普段は、ここに藤があるなん…

朝ドラ らんまん 

NHK朝ドラ「らんまん」はじまりましたね。 国立科学博物館で牧野富太郎さんの企画展を見たのはもう10年も前のことでした。 企画展「植物学者 牧野富太郎の足跡と今」 全国行脚で集めた植物図は「記載学」という学術の範疇に納まりきれない美しさを感じました…

おとなの遠足 笠間での出会い

出会いっていいですね。 先日の笠間でのアートスペース繭さんでのメインの展示は貴州省の民族衣装でしたが、母屋にはオーナーさんのコレクションも飾られていました。 キッチュなものシリアスなものポップなものエスニックなものが入り混じっていてもそれぞ…

ランドネ 5月号

「自然・旅をキーワードに自分らしいアウトドアを楽しむ人」 にむけて情報発信している雑誌「ランドネ」の ターゲットはおそらく20歳~40歳くらいなのかなと思われます。 そんな若いかた向けの雑誌ですが、2023年5月号の特集は 「自然にやさしい人は、すてき…

2023年3月に読んだ本

・おらおらでひとりいぐも 若竹千佐子/著 ・こんがり、パン おいしい文藝シリーズ ・きみの隣で 益田ミリ/著 ・その話は今日はやめておきましょう 井上荒野/著 毎日 何かしら本を眺めていたような気がするのだけれど小説は少な目でした。 暮しの本や手芸…

Hapoさん(母)と一緒にお花見

Hapoさん(母)のリクエストに応えて目覚まし時計を 病院へ持って行った日のこと。 すぐ隣にある公園の桜のエリアでお花見をしました。 この桜がHapoさんの部屋からも眺められます。 ここからHapoさんの居る部屋の窓が見えます。 お互いの姿を見ることは出来…

きみの隣で (益田ミリ著)

2020年7月に読んだ「週末、森で」の続編になる「きみの隣で」を読みました。 hapo-mina.hatenablog.com 「丘の上の本屋さん」を観たばかりですから心に響く小説を読もうと思ったのですが、読んだのは漫画です。 でもね、漫画ですがとても深い内容でした。 益…

映画・丘の上の本屋さんを観ました

映画・丘の上の本屋さんを観てきました。 hapo-mina.hatenablog.com 移民の少年が古書店主から本を借りるだけの話なのですが、「だけ」ではありません。 丘の上の古書店主リベロ爺さんから本を借りて読む移民の少年エシエンの凛とした姿が印象的でした。 ど…

こねないパンを焼きました

こんがり、パン(おいしい文藝シリーズ)を読んだら www.kawade.co.jp 久しぶりにパンを焼きたくなりました。 でもお手軽に~な気分だったので「こねないパン」に初挑戦です。 お手軽さを求めて以前は冷蔵庫で作り置きするパンも作りました。 hapo-mina.hate…

2023年2月に読んだ本

・丹生都比売 梨木香歩作品集 梨木香歩/著 ・誤解でございます 松永美穂/著 ・春の庭 柴崎友香/著 ・家庭料理の窓 木村衣有子/著 ・臆病者の自転車生活 安達茉莉子/著 ******* 「逃げる2月」だったからか少な目の読書でした。 春を感じて心は外…

愛猫家 大佛次郎記念館へ

港の見える丘公園内にある「大佛次郎記念館」へ行ってきました。 osaragi.yafjp.org 毎年、この時季は「ねこ写真展」が開催されて人気投票を行っています。 osaragi.yafjp.org ワタシも展示の写真をじっくり見て一票を投じてきました。 SNSのイイネでも投票…

散歩は生活の隙間

散歩もの(作:久住昌之 画:谷口ジロー)の”原作うらばなし”のなかでみつけた言葉です。 続けて久住さんは、 「好きな人の日常生活の隙間が欲しいというのが、つまりその人と結婚したいということではないか。」と語っています。 散歩をテーマにした漫画の…

カンタン服でいくわ

カンタン服~ らくちんな発想で楽しく装う。 「簡単服」は辞書にも載っていることばだったのですね。 関東大震災以降に普及しだした夏用の婦人服「アッパッパ」とも呼ばれる裾の広がる単純な形のワンピースのこと。 それを転じて女優の銀粉蝶さんが四季を通…

人と暮らしと、台所 冬から春

NHKの趣味どき! でシリーズ第三弾がはじまりました。 第1回は2/6(月)放送で料理研究家のワタナベマキさんの台所が紹介されていました。 マキさんにとっての台所とは?の質問に対して「城です」と答えられていました。 道具たちは信頼できる「家来たち」だ…

2023年1月に読んだ本

・高丘親王航海記 澁澤龍彦/著 ・心が楽になる介護のヒント 読売新聞生活部/編 ・高齢者カウンセリング 傾聴からはじまる出会い 原千恵子/著(再読) ・〈介護小説〉の風景 高齢社会と文学 米村みゆき・佐々木亜紀子/編 ・ビールの最初の一口とその他の…

季節にまつわる4冊の本

足を捻挫して散歩に行けなかった日々は 季節を感じる本を読んで過ごしていました。 1.好日日記(季節のように生きる)/森下典子・著 2.茶花の二十四節気 /武内範男・著 3.はがき絵って楽しい(俳句を贈ろう) /辻 桃子・著 4.一年であなたの俳句はこ…

映画 「土を喰らう十二ヵ月」を観る

はじめての映画館でみたのは「土を喰らう十二ヵ月」でした。 tsuchiwokurau12.jp 景色、室礼、器、そして料理。 美しさが漂い続けている映画でした。 民藝の品々が次々と現れてうっとり。 昔からの民藝の品々や、西持田窯、読谷北窯、アンパル陶房などの食器…

ドラマ 三千円の使い方

土ドラではじまった「三千円の使い方」第一回を見ました。 www.tokai-tv.com 原作の小説は2021年6月に読んでいました。 hapo-mina.hatenablog.com 読後、影響されて 三千円の使い方を考えながらランチも食べました^-^ hapo-mina.hatenablog.com 1回目を見…

2023年最初の一冊

高丘親王航海記 澁澤龍彦/著 を読みました。 親王(みこ)の夢と現実が入り混じったお話で今はどこにいるのか足元がおぼつかなくなるような気分でした。 うっとりと一緒に夢の中にはいってしまったのかもしれません。 不浄なものがいくつか登場して、なかで…

2022年12月に読んだ本

・f植物園の巣穴 梨木香歩/著 ・本バスめぐりん。 大崎梢/著 ・めぐりんと私。 大崎梢/著 ・茶呑みめし 大原千鶴/著 ・ぼけますから、よろしくお願いします。おかえりお母さん 信友直子/著 ・読む時間 アンドレ・ケルテス/撮影 ******* 2022年…

認知症のくれた贈り物

「母がピンチに陥ったときに父は、ここまで優しく寄り添ってやれる夫だったんだということは母が病気ににならなければ気づけなかったことなので、それは ”認知症がくれた贈り物” なのかもしれない。」 先日参加した、信友直子監督の講演会でのお話しです。 …

背表紙のない本

先日買い求めた「おじいちゃんと私」の製本はちょっと変わっています。 見開きにしたときに手で押さえなくてもパカッと開くように綴じられています。 コデック綴というそうです。 コデック綴に加え、美しい本にしたいというおじいちゃん(柚木沙弥郎さん)の…

百年、一冊。

すこし早めですが今年のクリスマスプレゼントは、2冊の本になりました。 右のピンクの表紙の本は、「柚木沙弥郎 おじいちゃんと私」 1年1ページで染色家・柚木沙弥郎さんことを孫の丸山祐子さんが書かれたものです。 祖父の記憶、活動、言葉を書き留めた101…

ふぞろいの林檎たち

寒くなってくると食べたくなる林檎。 毎年10月から12月にかけての週末にトラックに林檎を載せて青森から売りにきてくれる農家さんがあります。 住宅街の中にトラック2台は停められそうなガレージがあって普段はシャッターが閉まったままですが、りんご売りの…

バトンタッチ

バトンタッチ トラからウサギへ。 Hello, Goodbye. 12月の忙しさも楽しさも描かれていていいなぁ♡ 付録のカレンダーも可愛いのですが、それが入っていた袋綴じに感心してしまいました。 こういう製本ってすごいな~と思います。 美味しそうなお料理や人生の…

本バスめぐりん。

移動図書館「本バスめぐりん」の運転手と司書さんが織りなすお話し。 本バスめぐりん。 (創元推理文庫) [ 大崎 梢 ]価格: 726 円楽天で詳細を見る 先日、塩山の子ども図書館へ行ったばかりだからか図書館のお話しに引き込まれました。 「本を借りて本を読…

暮らしのヒントを雑誌から

・暮しの手帖 92 早春 2018 ・シンプルな暮らし ・「道具を楽しむ」が暮らしのまんなか ・クロワッサン 台所と道具 4/25号 2022 ・捨てない暮らし ・とことん収納 図書館の返却ワゴンにあった6冊をそっくり借りてきました。 リフォームをする前も後からも台…

甘草屋敷子ども図書館

甘草屋敷と同じ敷地内にある甘草屋敷子ども図書館はとても素晴らしい場所でした。 靴を脱いで座敷にあがると子供が見やすいように低めに配置した本棚があります。 床にごろんと寝転がって読んでもいいんですよ。 この日、「いしかわこうじ展」が開催されてい…

2022年11月に読んだ本

・水辺にて 梨木香歩/著 ・洋食小川 小川糸/著 ・料理大好き小学生がフランスの台所で教わったこと ケイタ/著 ・「捨てなきゃ」と言いながら買っている 岸本葉子/著 ・時を重ねて、自由に暮らす 山中とみこ/著 ・一人でもだいじょうぶ 晴ればれ冬じたく…

水辺にて

梨木香歩さんのエッセイ「水辺にて」を読みました。 前回読んだ「炉辺の風おと」で山小屋での生活のイメージのあった作者ですが、カヤックでの水上散歩も楽しまれている様子をまとめたエッセイがこの「水辺にて」だと知り、もとカヤッカーとしては気になって…