ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

雲を紡ぐ 伊吹有喜/著

伊吹有喜/著 「雲を紡ぐ」を読みました。 盛岡でホームスパンをするおじいちゃんの家に突然やってきた高校生の孫娘。 親子三世代のそれぞれの事情を染織の世界とともに織りなす心の糸の物語。 きっついなー!と思う祖母や母のことば。 うやむやにして声を発…

土方久功正伝・日本のゴーギャンと呼ばれた男

世田谷美術館で開催中の「土方久功と柚木沙弥郎展」へ 行きたいと思っています。 hapo-mina.hatenablog.com さて、土方久功はどんな方なのでしょうか? 出かける前にちょっと予習をしてみようと 「土方久功正伝・日本のゴーギャンと呼ばれた男」を 読んでみ…

2023年9月に読んだ本

・なまえは語る 新津きよみ/著 ・ミ・ト・ン 小川糸/文 ・さようなら、私 小川糸/著 ・旅が好きだ! 21人が見つけた新たな世界への扉 河出書房新社/編 ・風と木の歌 童話集 安房直子/著 ・土方久功正伝 日本のゴーギャンと呼ばれた男 清水久夫/著 ・…

夢をささえた人たち

NHKの朝ドラ「らんまん」が終わってしまいました。 最終週は、たたみかけるような豪華な出演者でしたね。 万ちゃんの夢はすえちゃんをはじめとした周りの人々に支えられたからこそだったと改めて感じる演出でした。 ドラマが終わり寂しいなぁと思いながら読…

ザ・キャビンカンパニーと古きものたち展へ

先日買った雑誌MOE 10月号にも紹介されていた hapo-mina.hatenablog.com ザ・キャビンカンパニーと古きものたち展「雲とモヌケ」を見に行ってきました。 「JIKE HAUS」というギャラリーは建物も素敵で アートのような佇まいです。 ザ・キャビンカンパニーの…

同じ空気感 

風と木の歌 童話集 ( 安房直子/著)を読みました。 風と木の歌 童話集 (偕成社文庫) [ 安房直子 ]価格: 880 円楽天で詳細を見る 小人が登場する本を読んでから安房直子さんのファンになりました。 hapo-mina.hatenablog.com 「めでたしめでたし」で終わ…

端切れで作る鍋つかみ

どんなに小さなはぎれでも、 縫い合わせれば、 新しい道具に生まれ変わる。 暮しの手帖 25号で紹介されている OMOTOの鍋つかみです。 切りっぱなしの形のままに縫い合わせているのが ”味”になっています。 「鍋つかみ100個展」が www.nunototetsu.com 今日(…

雑誌MOE を初めて買いました

いままで図書館でときどき読むことがありましたが、 実際に買うのは初めてです。 www.moe-web.jp 2023年10月号は、「絵本のような刺繍」が特集されています。 そして柚木沙弥郎さんの100歳の言葉が紹介されていて、 ぐりとぐらが描かれたクリアファイルが付…

2023年8月に読んだ本

朝から強い日差しですが、あら、もう9月。 読書の秋になってくれるかしら。 暑くても寒くても本がある暮らし。いとをかし^-^ ・ハリスおばさん、パリへ行く ポール・ギャリコ/著 ・ロザムンドおばさんの花束 ロザムンド・ピルチャー/著 ・ケアマネージャー…

半ダース介護 

「ハンダース」ってお笑いグループのことではないのですよ。 半ダース、つまり6ですね。 そう、6人を介護していた人のお話しです。 よーく読むと実は介護のはじまりは、プラス1の7人! 漫画だから、面白おかしくの表現にはなっていますが、 実際にあったこ…

暮しの手帖 第25号 2023年夏

雑誌・暮しの手帖25号が発売されてすぐに本屋さんで ぺらぺら~と中身を見て今号は買わなくていいかな、 と元に戻しました。 でも、気になった記事はあったのです。 発売からひと月が経とうしたある日、 再び雑誌を手にして やっぱり手元に置きたいと買い求…

ケアマネージャーのはらはら日記

68歳のケアマネさんのハラハラの毎日が綴られた本。 ケアマネさんに限らずどんな仕事も大変ですよね。 この本のケアマネさんは、ハラハラしながらも利用者さんに寄り添って奮闘しているのが伝わってきます。 Hapoさん(母)も介護保険を利用しているので、ケ…

二人の ”おばさん” の心あたたまる作品

こころあたたまる作品を二つ読みました。 一つ目は 「ハリスおばさん、パリへ行く」ポール・ギャリコ/著 ロンドンで家政婦として働くミセスハリスが、その仕事先の家で見たクリスチャン・ディオールのドレスに魅せられてドレスを買うために一念発起してお金…

刺しゅうでお直し

数年前に無印良品で買った麻のワンピースが、 夏の部屋着として重宝しています。 シャリ感があって着心地がいいのです。 洗ってもすぐ乾くので、毎日コレでもいいくらいのお気に入り♪ あ~あ~ それなのに~ 裾に色抜けシミができてしまいました。 塩素系の…

2023年7月に読んだ本

・ねこがおおきくなりすぎた ハンス・トラクスラー/作・絵 ・マールとおばあちゃん ティヌ・モルティール/作 カーティエ・ヴェルメール/絵 江國香織/訳 ・いつもふたりで Happy old two 沢野実・イーデス・シファート/著 ・おあげさん 平松洋子/著 ・…

女性こそ危ない脂肪肝!

最近テレビで続けて脂肪肝についての番組をみました。 脂肪肝というと「飲酒を好む男性の病気」 というイメージがありますが、 じつは女性も40歳以降は要注意なのだそうです。 肝臓は男性より女性のほうが小さい(体格差)ので 少ない負担でも病気になりやす…

洋裁本を図書館で借りる

図書館で洋裁本を借りて、洋服を作ることがあります。 付録の型紙は、樹海のようで写し取るのに苦労します。 今回は、「ラクして様になる大人服」から いくつか型紙を写しました。 多くの人が利用する本ですから、丁寧に使うように心がけています。 型紙を広…

ねこがおおきくなりすぎた

ねこがおおきくなりすぎた 図書館の返却本ワゴンの中から ユニークな絵本を借りてきました。 表紙の絵、 人形用のベッドに寝ている猫ではないのですよ。 手のひらにのるくらい小さかった猫のチビが、 毎日、どんどん大きくなっていくのです。 さて、その結末…

2023年6月に読んだ本

・暇なんかないわ大切なことを考えるのに忙しくて アーシュラ・K・ル=グウィン/著 ・夏の約束 藤野千夜/著 ・あなたの獣 井上荒野/著 ・橙書店にて 田尻久子/著 ・悲しみの秘義 若松英輔エッセイ集 若松英輔/著 ・心地よさのありか 小川奈緒/文 ・歩…

歩行禅について

最近「歩行禅」という言葉を知りました。 歩くだけで不調が消える 歩行禅のすすめ [ 塩沼 亮潤 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 歩行禅は歩きながら瞑想をしてそのあと座禅を組む、 心のエクササイズだそうです。 修験道という仏教の一宗派の考え方に根ざし…

歯科健診と図書館

昨日は、三カ月に一度の歯科健診の日でした。 おおむね順調。 磨きにくい場所はより丁寧に歯磨きをして 現状維持をこころがけましょうということで終了。 帰りに図書館に寄って2冊本を借りてきました。 長くユニークなタイトルの本。 「暇なんかないわ大切な…

三橋節子の世界  京都・滋賀の旅⑦

大津市にある三橋節子美術館の展示室に入り、 「青い風」(1968年11月作)に引き寄せられた。 他の作品を見ていてもそれが気になり再び作品の前に立つ。 描かれているのは、山紫陽花と吾亦紅。 タイトルのように青色がベースの作品。 絵の中から風が吹いてく…

六月の満月

昨夜の満月はストロベリームーンというのだそうな。 「ごほうびのようなお月さま」だなと思いながら 見上げていました。 満月を見ると 「きょうはそらにまるいつき」という絵本を読みたくなります。 前にもこの絵本のことを記事にしていました。 hapo-mina.h…

2023年5月に読んだ本

・ぼくたちは今日も宇宙を旅している 佐治晴夫/著 ・沈黙のちから 若松英輔/著 ・エミリの小さな包丁 森沢明夫/著 ・あずかりやさん 大山淳子/著 ・全員悪人 村井理子/著 ・兄の終い 村井理子/著 「宇宙絵巻のひとかけらとして、今 旅の途中なのです」…

洋裁したくなってきました

私が自然体でいられる服 さりげなく、カッコ良くおしゃれミセスのはじめてソー (Heart Warming Life Series) [ 斉藤美紀子 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る この本から5着の型紙を写しました。 去年、型紙の整理をしたのに、 hapo-mina.hatenablog.com 今…

2023年4月に読んだ本

・とにもかくにもごはん 小野寺史宜/著 ・星がひとつほしいとの祈り 原田マハ/著 ・小松とうさちゃん 絲山秋子/著 ・飛石を渡れば 一色さゆり/著 ・小さな幸せをひとつひとつ数える 末盛千枝子/著 ・勿忘草の咲く町で 安曇野診療記 夏川草介/著 ・団地…

楽しい日曜日でした。

日曜日。 朝のうちは雲がひろがり、風も冷たかったけれど、 先週の暑さが嘘のようで、厚着をして散歩に出かけました。 予約本が届いたというお知らせメールがあったので図書館経由で里山の森へ。 尾根道を歩きだすと野生の藤が。 普段は、ここに藤があるなん…

朝ドラ らんまん 

NHK朝ドラ「らんまん」はじまりましたね。 国立科学博物館で牧野富太郎さんの企画展を見たのはもう10年も前のことでした。 企画展「植物学者 牧野富太郎の足跡と今」 全国行脚で集めた植物図は「記載学」という学術の範疇に納まりきれない美しさを感じました…

おとなの遠足 笠間での出会い

出会いっていいですね。 先日の笠間でのアートスペース繭さんでのメインの展示は貴州省の民族衣装でしたが、母屋にはオーナーさんのコレクションも飾られていました。 キッチュなものシリアスなものポップなものエスニックなものが入り混じっていてもそれぞ…

ランドネ 5月号

「自然・旅をキーワードに自分らしいアウトドアを楽しむ人」 にむけて情報発信している雑誌「ランドネ」の ターゲットはおそらく20歳~40歳くらいなのかなと思われます。 そんな若いかた向けの雑誌ですが、2023年5月号の特集は 「自然にやさしい人は、すてき…