ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

百年、一冊。

すこし早めですが今年のクリスマスプレゼントは、2冊の本になりました。


右のピンクの表紙の本は、「柚木沙弥郎 おじいちゃんと私」

1年1ページで染色家・柚木沙弥郎さんことを孫の丸山祐子さんが書かれたものです。

祖父の記憶、活動、言葉を書き留めた101の写真とエピソードが綴られたとても素敵なご本です。大事な一冊が増えました。 左の「hana 11号」は、百歳になられた柚木沙弥郎さんのことや「焼き菓子店hana」のことなどが書かれています。どちらも沙弥郎さんの染色作品を解説するような内容ではないのですが、お人柄を感じることばかりで、こういう土台があっての作品たちで、人生百年のすべての時がお仕事につながっているのだと感じました。

 

私の人生を一年1ページで綴るとしたらどんなできごと、記憶があるのかしら。

生まれてから5歳ごろまでは自分の記憶としてはほとんど残っていません。過去をさかのぼることが出来るのは家族があってこそなのだとも気づかせてくれました。

 

百年が綴られた一冊は宝物になりました。