・心が楽になる介護のヒント 読売新聞生活部/編
・高齢者カウンセリング 傾聴からはじまる出会い 原千恵子/著(再読)
・〈介護小説〉の風景 高齢社会と文学 米村みゆき・佐々木亜紀子/編
・ビールの最初の一口とその他のささやかな楽しみ フィリップ・ドレルム/著
・間取りと妄想 大竹昭子/著
・忘れられたワルツ 絲山秋子/著
・ともだちのときちゃん 岩瀬成子/作
・一年であなたの俳句はここまで伸びる 辻桃子/著
・俳画をはじめませんか 岩佐政穂/著
・茶花の二十四節気 武内範男/著
・好日日記 季節のように生きる 森下典子/著
お正月休みと捻挫休みでたっぷり時間があったのでちょっと多めの読書でしたが、大半はパラリとページをめくって楽しむ本でした。 そんななかで「介護小説の風景」はハードでした。 緩急織り交ぜてといいつつもちょっと引きずってしまっていますが、読後考えることがあるというのもヨシですね。
「間取りと妄想」は、間取り図付き。それがちょっと不思議な間取りでそしてお話の展開もおなじく不思議。こんな発想の小説があるなんて不動産屋さんのチラシ好きが高じて書き上げたものなのでしょうか。 でも単純な間取りではないのが小説らしさですね。 さらりと読めて面白かったです。
「忘れられたワルツ」は音をめぐるお話。といっても音楽会を聴き歩くわけではない。東日本大震災をめぐる7つの短編。ことばの抑揚も音楽になり記憶になっていく。震災のあった土地とは遠い地で暮らす人にも音の予言がおしよせる。香りがひとの記憶に深く関わることがあるけれど、音も記憶のひだを寄せることがあるようです。
雑多なジャンルの本を乱読していますが、
今年も本がある生活を続けていきたいと思っています。