寒くなってくると食べたくなる林檎。
毎年10月から12月にかけての週末にトラックに林檎を載せて青森から売りにきてくれる農家さんがあります。
住宅街の中にトラック2台は停められそうなガレージがあって普段はシャッターが閉まったままですが、りんご売りのおじさんたちが来ると幟がたってお客さんも次々とやってきます。 はるばる青森から毎週末になぜこの地で売るのかは伺ったことはないのですが私が引っ越してくる前から続いているようで ご近所の皆さんも りんごのおじさんが来るのを楽しみにしています。
りんごの種類は時期によって変わりますが、この時は「つがる」を5個400円で買いました。不揃いだったり、傷があったりしますが外れのないおいしさです。
りんごと一緒にお米や野菜、漬物なども販売していてどの品も大人気です。 うっかり午後に行くとそのほとんどが売り切れているのでがっかりすることも度々あります。
「今度は土曜日の午前中に来いへえ」と言われ素直に頷くワタシ。
今週末も林檎を買いに行くのを楽しみしていたら、「暮しの手帖21号」の中に青森の りんごを行商している方の随筆がありました。その中のお客さんも「このりんご おいしい」と言っていました。 私が買うのはその随筆を書いた方からではありませんが、おいしいりんごを食べられる幸せは同じだなぁと思いました。
りんご農家さんから直接買うことができるってとても豊かなことですね。