ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

庄野潤三展 @神奈川近代文学館

神奈川近代文学館  で、没後15年 庄野潤三

「生きていることは、やっぱり懐かしいことだな」

が 2024年6月8日(土)~8月4日(日)に開催されます。

生田の山の上の家での暮らしぶりや作品ノートなどが展示されます。

 

新潮文庫版の「貝殻と海の音」の解説を書いた江國香織さんの

トークイベントが6月29日(土)に開催されるのでさっそく

申し込みました。

庄野潤三展記念トークイベント「物語の幸福」

 

7月13日(土)にはご長女の「夏子さん」がお話をされます。 

庄野潤三展記念トークイベント「おとうくん、おかあくんの思い出」

以前、生田の「山の上の家」が公開された時に直接お会いして

想い出話を伺ったことがあります。

実家の家の絨毯を敷き替えたり、大掃除を請け負ったりと

バイタリティのある女性で大柄な方と勝手に想像していたのですが、

小柄な方でびっくりしました。

穏やかでウィットに富んだお話しをまた聞ける機会があるなんて♪

 

2年前にも庄野潤三展のことを書いていました。

hapo-mina.hatenablog.com

 

 

 

行く先に楽しみがあるというのは

うれしいことだなぁ。

 

「おっぱいマンション改修争議」読了と東京建築祭

おっぱいマンション改修争議 原田ひ香/著 を読みました。

びっくりするタイトルですよね。

読んだ他の方も言っていますが、このマンションのモデルは

中銀カプセルタワーかしら?と思いました。

www.nakagincapsuletower.com

設計者親子、住民、関係者の心情をマンションを通じて

描いているのですが、

さておっぱいマンションは改修されるのか???

 

 

ちょうど竹山団地を見たところだったので、

昭和建築は大規模修繕や建て替えなどの問題に直面していきますね。

hapo-mina.hatenablog.com

我が家も給排水設備修繕が昨年終わったけれど

別の大規模修繕を控えていて、けっして他人事ではありません。

 

その竹山団地が文化庁のWEBサイトに載っていました。

www.bunka.go.jp

調査研究:近現代建造物緊急重点調査の対象のひとつになっています。 神奈川県内には文化財として保護するための調査対象として38の建造物がありました。 貴重な建物だと認識せずにふだんその前を通る建物もありました。 日本の建造物も百年を超えても使い続けるヨーロッパのようになるでしょうか。

 

古いものがすべていいとは言い切れないと思いますが、

残された名建築を見て周るのは楽しいものです。

「中銀」をキーワードに検索したら、

5月に開催される「東京建築祭」なるものを発見♪

tokyo.kenchikusai.jp

 

中銀も無料で見学ができる日があるようです。

他にも普段は入れない建物の見学ツアーがあるようで、

申し込みは4/26! なんと今日まで。

予約制のツアーは無理そうですが、予約なしで見学可能な16の建物を

ふらりと見に行けるといいなと思っています。

 

 

水辺の団地~ 竹山団地

神奈川県住宅供給公社 竹山団地のセンターゾーンは

人工池のほとりに建っています。

 

 

建築年:1970(昭和45)年

設計者:緒形昭義

DOCOMOMO JAPAN選定

 

 

 

ひとしきり建物を堪能したら、

カフェカプカプ竹山でひと休み。

オーガニックボリビアのホットコーヒーと

黒豆きなこのパウンドケーキを頂きました。

どちらもすごく美味しかったです。

店内に飾られた絵を見て

特に気に入ったのが傘の絵。

2本の傘の開き具合がなんともいえなーい。

これをプリントしたTシャツを着てみたいと思いました。

 

 

竹山団地のこと、どうぞ検索して

詳しいことはそちらのページをご覧ください。

丸投げですみません^-^

 

でもな~んにも知らないワタシが行ってみて思ったのは

なぜか、ワクワクしちゃうってこと。

屋上にある煙突のようなもの(排気孔?)が

並んでいるのを見たら、

外国映画に出てきそうで、

メアリーポピンズが舞い降りてくるかもしれない

なんて思ったり、、、。

池に浮かんでいる階段室の中には

スロープが並行して造られているのが

ちょっと不思議で、

アトラクションを楽しんでいるようでした。

 

 

日が長くなってきてHapoさん(母)との面会のあとに

寄り道散歩(ポタリング)が楽しみに加わりました。

自転車漕ぐ時間が増えて健康増進にもなるかしら^-^

 

リサ・ラーソン はじめての刺繍 ~愉快な思い出と手作りブローチ

お手本通りにけっして作れないワタシ。

毛糸をフッキングしてモフモフの胴体にしちゃいました^-^

こんなヘンテコな猫ちゃんブローチですが、

Hapoさん(母)は、

「素敵ね~」と言ってくれます。

 

デザインしたリサラーソンさんの本も一緒に持って行くと

「この人がデザインしたの? すてきな人ね。」

「キッチンも可愛い」

「これは何? 亀さん?」

「足元にあったらびっくりしちゃうじゃない。

 おいたをしてはいけませ~ん♪」

そして、

「いい子、いい子、いい子~

 おいたをしてはいけませ~ん♪」と

ワタシの頭をなでてくれます。

 

Hapoさん、そういえば

お風呂場のフタの上にビニールの蛙のおもちゃを置いて

夜遅く入浴しようとしたワタシのこと驚かしたことあったよね~。

Hapoさんのほうが「おいた」をしてたわよね~。

っていうと、

「え~、そんなことしたの? 

 おいたをしてはいけませ~ん♪」と自分の頭をポンポンしてます。

二人そろって笑ってしまいました。

 

リサ・ラーソンのかわいい作品を見ていたら

愉快な記憶がキラキラしていたひとときでした。

 

 

 

2024年3月11日に逝去されたリサ・ラーソンさんの

追悼展が東京渋谷のギャラリーのこぎりで6月2日まで開催されます。

平日の水木金はWEBサイトから事前予約が必要です。

土・日・祝は予約不要。

作品や写真、制作過程の原型などが展示されるそうです。

リサは60歳から80歳が人生で一番いい時期と言っていたそうです。

この展示で、

そう思える根幹を垣間見ることができるかしら。

 

www.nokogiribytonkachi.jp

 

 

ミリさんの本

益田ミリさんの「おとな小学生」を読みました。

表紙の絵は

小学生のミリさん:「こどもにもどりたい?」の質問に

おとな(40歳代)のミリさんが

「こども、まだのこっているヨ」と答えています。

 

60歳代のワタシにもまだまだ「こども」が残っています。

「こども」でいるって悪きことではないですよね。

 

この本は、

子供時代のことを思い出の絵本ととも

にエッセイと漫画で描いた一冊です。

この組み合わせ、

編集者の提案だったのでしょうか。

ミリさんだからこその本だと思います。

幼いころに出会った(読んだ)絵本は

有効期限のない切符のようだとミリさんは言っています。 

この本を読んだ人が自分ももその切符をまだ持っていて

どこへ行くことができるだろうかと思わせてくれます。

読み終わると、新たな切符を手に入れたように感じました。

 

「ふたりはともだち・アーノルド・ローベル作」のエピソードはあまりにも切なくてそこに登場するその絵本を貸してくれた同級生を思うと、もしワタシならその話を人に言えないし、それを作品に昇華させることはできないと思うのだけれど、それがミリさんの魅力なんだと思います。

 

いろんな人に思い当たるフシを、

こころが塞ぐような出来事を、

目に見える形で描いてくれることに

共感できるのだと思うです。

 

 

晴れた日の天井に映る光と影のゆらめきを見て

いい季節になったと思う。

なんてことないこの景色のことも

ミリさんなら

作品にしていくのかもしれないと思うのです。

 

 

 

藤の花が咲きました

ご近所散歩が初夏の装いになってきました。

藤の花が咲いています。

桜の次は藤棚巡りを今年もしなくっちゃ^-^

 

足元にはシャガが。

 

これはヒメウツギでしょうか?

花が開くのがたのしみですが、

葉っぱの色がみずみずしくていいですね~^-^

 

花桃もまだまだ見ごろです。

季節の変わり目を感じながらのお散歩~♪

 

散歩がますます楽しい季節になりました。

失せモノ多し春の道

都留の「工芸たけだ」で買い求めたこのブローチ。

 

Hapoさんに会いに行った時にさっそく着けていきました。

 

「三人手をつないでお出かけしているみたいね~」

Hapoさん、オット、私でいろんなところに

行ったよね~とおしゃべりしました。

 

そのあと「美術館の春まつり」に出かけた日にも

このブローチを着けてお出かけルンルン♪でした。

でもその日は寒くてずーっとコートを着たままだったので

せっかくつけて行ったのに表にでることはなかったんです。

 

家に帰ってコートを脱ぐと、

もう展開がわかりますよね。

無いんです、ブローチが。

服のどこか、スカーフのどこかに引っかかっていないか

バッグの中にないか~

いろいろ探したんですけれど無いんです。

どこかで落としてしまったんですね。

ブローチのピンにストッパーが無いものだったので

スルリと落ちやすかったのでしょう。

 

三人そろってお出かけしたから

嬉しくてもう少し寄り道したくなったのかも、

どこかでもっと楽しい場所を眺めているのかも、、、。

と諦めることにしました。

 

 

 「失くしものは何ですか~

   見つけにくいものですか~」

この曲が脳内再生している今日この頃です。

 

ブローチって失くしやすいですよね。

お気に入りの作家さんのブローチを

いくつか失くしたことがあります。

ブローチはストッパー付きのものを!と決めていたのに

つい可愛さで手に入れてしまうのです。 

 

胸に着けるものだけに

いつもドキドキしながら

気にしないとちゃいけませんね~。

 

ある日の落とし物シリーズその④は、

なんと自分が落とし主になってしまいました^-^

 

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