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nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

俳句教室2回目 俳句は座の文芸

俳句教室2回目に出席しました。

 

先生からはまず、「俳句は座の文芸」というお話がありました。
同じ場所に集まった人たちと空気感を共有しながら、一緒に俳句を読み解く時間を楽しむ、、、そんな想いを胸に、宿題の投句を皆さんと鑑賞しました。

 

室内のほほえましい様子を詠んだ句を、屋外のことだと思われた方もいらして、同じ句を読んでも人によってこんなに解釈が異なるのだと実感。教室ならではの面白さを味わいました。

 

「感情をそのまま言葉にしないこと」

「共感できる言葉を選んぶこと」が、先生からのアドバイス。

 

そして〈多作多捨〉たくさん作ってたくさん捨てる。月に十句以上詠むことをめざしましょう!とお話しがありました。

 

 

次回までの宿題は、晩秋の「当季雑詠」で3句詠んでくること。
練習として、教わった「型その1」に沿って作ります。

 

【型その1のルール】

①上五は季語+や(詠嘆)で切り

②下五は名詞止め

③中七は下五のことを素直に言う

④中七と下五で一つながりとし、上五の季語と直接かかわらない内容にする

 

【作り方の手順】

①下五の五音の名詞を探す

②下五と響き合う季語を決める

③中七で下五の名詞を素直に描写する

 

「型その1」自体は知っていましたが、その作り方の手順を聞いて「へぇ〜!」となりました。これまでは中七と下五の言葉をまとめて考えることが多かったので、「まず下五の名詞を探す」というアプローチがとても新鮮です。

 

下五の名詞から考え始め、そこに純粋な描写(中七)を添えてから、まったく別の角度から季節(季語+や)を置くという手順が難しくもあり、パズルのピースを合せるような面白さを感じています。

先生からの「感情を言葉にせず、共感できる言葉を選ぶ」というアドバイスも、まさにこの「取り合わせ(季語と中七下五の離し具合)」に深く関わっているようです。

 

宿題提出の期日までに、晩秋の句を三句ひねり出す味わい深い1週間になりそうです。

 

 

香りでたどる秋の道

秋限定の焼き菓子店が開店しました。

 

バス通りを歩いていると、どこからともなく甘くて香ばしい、美味しそうな香りが漂ってきます。

 

な~んて、本当のお菓子屋さんではなくて、正体は「桂(カツラ)」の並木道です。

7月頃から時々ふっと香ることはありましたが、ここ数日はむせるほどの甘い香りに包まれています。

焼き立てのカラメルや砂糖菓子のような、あの独特の香ばしさ。

 

金木犀の香りで「あ、秋がはじまったな」と感じ、桂の甘い香りで「本格的な秋が来たんだな」と実感する。

毎年この二つの香りのリレーで、季節の移ろいを感じています。

 

ふと、『赤毛のアン』ならこの道にどんな名前をつけるかしら、と空想が広がります。

 

「キャラメルのお散歩道」?

「妖精の焼き菓子通り」?

桂のきれいなハート形の葉っぱを小さな束にして、

帽子のリボンにそっと挿して歩くかも?

歩くたびに帽子から甘い香りがふわりと揺れたら、

とってもロマンチックですよね。

 

いくつになっても、日々の風景に名前をつけたり、

空想の翼を広げたりするのは、楽しい時間です(^^)

 

「秋限定の香り」じっくりと満喫します(^^♪

 

更紗布でポシェットを作りました

更紗(サラサ)布でポシェットを縫いました。

渋めの色合いですが、

これからの秋から冬にかけての季節に

ちょうど良い感じでしょうか?

 

↓ 表

 

↓ 裏

 

先日の「貝ボタン展」で見た素敵なバッグに影響されて、

「私も貝ボタンをあしらってみたいな」と思っていました。

 

けれど、

フラップ(蓋)を留めるボタンに大きめのものを使ったら、

なんだかインパクトが強すぎて、

貝ボタンをあしらってもその良さが活きないような気がしました。

 

更紗布の柄や色に力がある分、

主張し合ってしまうのですね。

 悩んだ末、今回は貝ボタンをつけるのはやめました。

 

あの展示で、

強い存在感を持つ布に負けず、

見事に馴染ませて仕上げていらした順子さんの作品。

改めて「やっぱりすごいなぁ」と、

そのセンスと技術の高さを感じました。

 

 

布と飾りの引き算、

そして調和させる難しさを乗り越えるのは大変ですね~。

 

次は、貝ボタンがしっかり映えるような

布選びからスタートして形にしてみよう。

 

いやいや、

最初からそれに気づきなさいよ、ですよね~(^^)

 

最近は手縫いばかりでしたが、

ミシンでダダダッ~と縫うのも楽しい

充実した針仕事になりました。

 

渋めのポシェットを連れて、

秋のお出かけを楽しみたいと思います。

毎日のバスタイム歯磨き&パタカラ体操

少し出遅れてしまいましたが、

今週のお題「歯」について書いてみます。

 

ちょうど今日、歯科の定期検診に行ってきました!

歯並びにはあまり自信がないワタシですが、

嬉しいことに毎回先生から「きれいに磨けていますね」と

お褒めの言葉をいただきます(^^♪

 

歯磨きは1日3回行っていますが、

一番念入りにケアするのが「夜」のタイミングです。

お風呂の湯船に浸かりながら、

時間をかけてじっくり磨くのがワタシの日課。

そして、お風呂上がりに仕上げの歯間フロスをします。

ちなみに、ワタシが通っている歯医者さんでは

歯間ブラシよりも「フロス」をおすすめされています。

丁寧に行えば毎回でなくても

「1日1回で十分効果がある」とのことでした。

 

お口のケアは認知症予防にもつながると聞くので、

嚥下(えんげ)機能を保つための

「パタカラ体操」も毎食前の習慣にしています。

 

「芸能人でなくても、歯は命」

 

美味しく食べ続けるための大切な相棒だからこそ、

これからも丁寧にお手入れしていきたいです(^^)

 

 

秋晴れに布団を干して俳句読む

秋晴れの心地よい日が続いていますね。

昨日は地元の自治会で運動会がありました。

去年は役員を務めていたので出席しましたが、今年はお役御免。

風に乗って聞こえてくる音楽や賑やかな歓声をBGMに、のんびりとありがたい時間を過ごしました。

今年の役員の皆様、本当にお疲れ様でした。

 

 

我が家は今、大規模修繕工事の真っ只中です。

足場が組まれネットが張られているため、ベランダの柵に布団を干すことができません。

それでも、これだけ見事な秋晴れだと干さずにはいられないのが主婦の性(さが)でしょうか(^^ゞ

掛け布団は物干し竿へ、敷布団はベランダに椅子をいくつか並べてその上に。

お日様の光が眩しいだけで本当に嬉しくなってしまいます。

おかげで昨夜は、ふんわりとお日様の匂いが残るお布団で気持ちよく眠ることができました。

 

ちなみに「布団」、「布団干す」は冬の季語です。

年中 干すのに面白いですよね。

 

 

 

さて、今日は次回の俳句教室に向けた宿題に取り組んでいます。

提出された十句の中から、良いと思ったものを三句選び、解釈や鑑賞を深める実践です。

 

PDFで届いた一覧を一度ノートに書き写し、その横に感じたことや目に浮かぶ景色を書き添えていきながら鑑賞します。

 

ただ読むだけでなく書き写すことで、言葉の裏にある意図がより深く届いてくる気がします。

そして自分の句を改めて書くと、他の言葉、表現に変えられたなぁーと気づいたり。

 

他の方の句をしっかり読むのは想像以上にエネルギーが要る作業ですが、嫌どころかむしろ楽しい時間です。

 

第2回の教室が今から待ち遠しいです(^^)

 

 

 

映画『ナギダイアリー』の余韻と、いつかへの旅の思い

そして、また映画を観てきました。

秋の空を眺めながら自転車漕いで、すたこらサッサ(^^♪

 

映画を見るという体験は、その世界に浸る時間だけでなく、見終わったあとにもふと思い出す余韻も大きな贈り物です。

 

金曜日に見た映画『ナギダイアリー』

心に残ったのは、こんな思いでした。

 

人を描くって、

つまりは愛や情を抜きでは描き切れない。 

年齢や性別を超えた愛を描くのにも。

 

 

淡々とした日常のなかに人間同士の温みや、言葉にならない何かがじわじわとにじみ出てくる。

松たか子さん演じる木彫刻家の主人公を軸に広がる愛のゆくえに、グイっと引き込まれました。

雨の中、牛と子どもたちが発見されるシーンが交錯されるところ。映像ならではの圧倒的な力があったなぁと思います。

 

ストーリーそのものはもちろんですが、映し出される「モノ」や「空間」の気配がとても生々しくて印象的でした。

主人公の家の居間に敷かれた絨毯の質感、窓を開け閉めするシーンがつむぎ出す時間の流れ、、、そして、物語の舞台のひとつとなった美術館の丸い空間。

 

「凪」という文字だと思っていたタイトルが、実は岡山県にある実在の町「奈義(なぎ)」、そしてあの美術館は、「奈義町現代美術館」だと知り、ますます惹かれています。

ぜんぶ、この目で見てみたい。

そう思わせる力が、あの風景にはありました。

 

もし訪れるなら、那岐山の景色も色づく秋の実りの季節がいいなと夢が膨らんでします。

アートと自然が一体となった空間に身を置き、その土地の空気や美味しいものに触れる旅。そんなひとときを、いつかゆっくりと実現させてみたいものです。

 

松たか子さんと石橋静河さんは、現在放送中の朝ドラ『ブラッサム』にもご出演されています。

映画の中でじっくりと向き合っていたお二人が、テレビの連続ドラマという違う場所で、どう演じていくのかを想像するのも、ちょっと楽しい発見でした。

スクリーンを出てもなお、広がり続ける映画の余韻。

「私たちはちょうどいい」を観た時も朝ドラのことを重ねていました。

こうした時間を持てること自体が、なんだかとても贅沢なことに思えます。

 

 

 

 

 

 

板上に咲く 原田マハ/著を読みました

#地区センターで読書

原田マハさんの『板上に咲く』を読んで、版画家の棟方志功の情熱はもちろん、彼をいちばん近くで支え続けた妻・チヤさんの強さと優しさってほんとうにすごいことだったのだと思いました。

 

志功の芸術の原点には、かつて雑誌『白樺』で目にしたゴッホの絵がありました。そして上京後、その『白樺』の創刊メンバーである柳宗悦に見出されたことで、志功の才能は大きく花開いていきます。先日そごう美術館で観た鈴木信太郎をはじめ、当時の多くの芸術家にも多大な影響を与えた『白樺』ですが、民藝にとどまらず日本の美意識そのものを動かしたその存在感には、改めて驚かされます。

 

 

志功とチヤ、二人の出会いと再会についても驚きの偶然の重なりです。 「もしも」を想像しても仕方がないことかもしれませんが、もし弘前で志功さんとチヤさんが再会していなかったら、私たちは今「世界の棟方」の作品を見ることはできなかったのではないか、、、そこに運命の奇跡を感じます。

 

富山への疎開にまつわるエピソードも書かれていました。志功にとって命の次に大切な版木を、荷物の梱包材として使うことで空襲から守ったというお話は知っていました。でも、一度富山へ避難したあとに、チヤさんがわざわざ東京へ戻って版木を富山に送る手はずを整えたということは、この本で初めて知ってびっくりしました。

 

また、大事に運ばれたチヤさんの「ミシン」の存在も、とても印象的でした。疎開先の富山でそのミシンを使って服を縫ったり、志功の作業着を直したりするようなことがあったのでしょうか。

以前、富山の鯉雨画斎を訪ねた際、ボランティアガイドさんから「富山でも生活は困窮していて彼は魚の代金の代わりに絵を描いた」というお話を聴いたことがあります。

 

 

命の危険があるなかで東京へ戻ったチヤさんの行動を思うと、「夫婦にとって本当に大事なものってなんだろう」という問いが浮かんできます。チヤさんにとって志功の情熱や作品は、自分の命と同じくらい大切なものだったのでしょう。板の上に命の花を咲かせた志功さんと、それを温かく支え続けたチヤさん。『板上に咲く』は、偉大な芸術の陰にあった素敵な夫婦愛を教えてくれる一冊でした。

 

この作品を映画にするなら、配役は誰がいいかしら、そんなことを考えながら読みました。 

映画と読書の秋を満喫しています。