1週間前のHapoさん(母)は「花」のサビの部分だけを
歌ってくれました。
日曜日にオットと面会に行ってもう一度歌おうと誘うと
「春のうららの~隅田川~」と最初から歌い出して
1番をぜんぶ歌いきりました。
歌い終わると
「唄ってあげたから、もう帰りなさい」
もう~、語尾には必ず「帰りなさい」なのね~。
それでもこの日は20分ほどおしゃべりしましたから
疲れちゃったのよね。
仰せの通り、「握手でバイバイバイ♪」をしてから
病室をでました。
車に乗るとオットはすかさず
「唄ってあげたって~」と笑っています。
そうよ、オットがいたから張り切って歌ってくれたのよ。
精一杯のおもてなしだったんだよー。
「えーそうだったの。」
そうよ、そうなんですよ。
Hapoさん(母)なりの気遣いだったのよ。
ワタシしか居なかったらあんなに頑張らないですよ。
次の日はワタシひとりで行くと
オットに、
「暗いところで仕事をしてはだめ、
目を大事にしなさい。 根をつめないでボチボチとね。
忙しすぎるのはダメ。」 と言ってね、と。
繰り返しくりかえし~
これまた20分ほど話し続けました。
オットネタは尽きず、
頭が禿げたのは年だからしょうがないと言ってみたり。
「ボチボチ寝るから、帰りなさい」
寝るのもボチボチなんだね~と笑うと
「それが気持ちいいの。
それにnokoちゃんが来ると良く眠れるの」
おしゃべりは安眠につながっているようです。
気持ちよく眠れているようで何よりです。
春眠暁を覚えず ですね。