ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

Hapoさん(母)との面会 2023年6月

昨日は、ひと月ぶりにHapoさんとの面会でした。

 

hapo-mina.hatenablog.com

 

「あらぁ~ よく来れたわね~。

 嬉しいけれど、びっくりしちゃった」

と毎度おなじみのお出迎えです。

 

今回もブローチをつけていったら、

「何それ?」と手を伸ばしてきます。

「変わったものを作ったわね~」とちょっとあきれています。

ブータンの民族衣装の帯なのよ、と説明すると

「よくわからないわ」といってブローチを戻しました。

派手で大きいブローチですが、あまり興味がない様子です。

やはり、可愛くて明るい色合いのものの方が好みのようです。

ブローチではなく、ワタシの顔をじっとみつめて、

ワタシの左眉に小さなホクロがあるのを見つけて、

「生まれてから一度も気がつかなかった。

 今気が付いたわ、それくらい忙しかったのよ。

 よくやったと思うの。自分で自分を褒めてあげたい。」

と言ってすぐに、

「よく来れたわね~。さっき聞いたのよ(来るって)

 あの人は、、、オットくん、お元気?」

はい、元気です。

「それならいいけどね。病気しないようにね。」

心配してくれて、ありがとうね。Hapoさんは優しいね~。

「そりゃぁ 心配するわよ」

しばし、二人を見て、首から下げている黄色い紐の入館証を指さして

「黄色いのは何?」

これはね、お見舞いに来ましたよっていう印なの。

「ああ~、わかった。よそから来たってことね」

そうそう。

 

そのあとすぐに、

「元気になってどこかへ行きたいねぇ。」

それはいいね、行こういこう!!!

「あちこち、海外旅行も行ったね~」

ワタシも一緒にフランスに行ったな~って思いだしてたのよ。

「あちこち行ったから、(ひとつひとつの場所までは)覚えていない~」

「元気になってね。あちこち行きたいね。」

それは、楽しみだね~。

「あちこち行ったね~。もうわからなくなるくらいいろいろ行ったね~」

 

と、ここで面会時間終了を知らせるタイマーがピピピと鳴りました。

「何?(今の音は)」

時間が決まっててね、、、。

「ああ、時間。」

Hapoさんと会える時間は10分だけなのよ。

「そうなの~。よく来てくれたね~。じゃあ またね」

残念がるのは、

こちらのでほうであっさりと面会終了を受け入れるHapoさん。

あっという間におわっちゃたね。

「気をつけて帰ってね」

窓から見える木のむこうの方にワタシの家があるから

朝起きたらおはようって言ってね。 ワタシも言うからね。

「ああ、あっちにnokoちゃんの家があるのね。

 また地図を描いて手紙ちょうだいね。」

うん、そうするね。

 

オットがHapoさんと握手をして、Hapoさんの手はきれいですね~。

べっぴんさんのHapoさんにまた会いにくるからね。それを聞いて

顔をくしゃっとして照れたHapoさんがまんざらでもない様子で

「おせじもいいとこだよ。(と、笑いつつも) 

 若い時からね、一目置かれてたみたいで、

  今になって考えるとね、

  Hapoさん、Hapoさんってね、よく言われてたのよ。

  みんなお世辞だろうけどね」

いやいや、可愛かったのよ。昔の写真可愛かったよ~。

それを聞きながら、

「いやぁ~よく来てくれましたね~。じゃあね、またね。」

またね~、バイバーイ。

 

部屋を出るときに、消毒用エタノールをオットが持って出ようとしたので、

それは部屋にあったものではないの?とわたしがオットにいうと

Hapoさんがすかさず、「知らない」と答えます。

こちらの会話にちゃんと参加して呼応し、

「いや、さっき看護師さんが持ってきたんだよ」とオットがいうと

「じゃあ、戻しておいてね」というHapoさん。

はーい。そうします。

今度こそ、またね~。じゃあね~、バイバーイ。

とお互いに手を振って病室を後にしました。

 

ナースステーション前に飾られていた

Hapoさん作のあじさい。

先月、話していたのはこれのことだったのかな。

 

お互いに明るくおしゃべりできて、よかったなー。

これから、面会制限が緩和され、会える回数が増える予定です。

また会いに行ける日をもう楽しみにしています。