老母の握力

介護の入り口。老母(ローボ)と老娘(ロームス)のつれづれ。

ひとりの休日

ある晴れた土曜日。

 

夫は仕事でいない。

 

久しぶりにひとりだけの休日。

 

お天気がいいから山歩きに出かけたいなーと思いつつも

布団干しと洗濯を優先してしまう主婦の性。

 

それでも昼前にはひと段落したので、近場をサイクリングすることにした。

 

川沿いのサイクリングロードをあてもなくゆる~りと走る。

時々、川面や川岸のすすきを眺めたりする。

 

いいな~、こういう時間。

 

途中から道を外れて丘の住宅街に迷い込む。

知らない道を行くのは、わくわくして楽しい。

 

そういえば、このあたりにカフェがあったはず。

 

喉も乾いたし、ひと息つこうかな、と探すものの、行ったことのない店なので

あっちこっち、ぐるぐる~ 走りまわる。

 

たしか大きな公園のそばのはずなんだけどなー。

 

なのに、角、角に公園がある。

どこも、そこそこ大きい。

 

もう、あきらめようかな、と思ったその時

「CAFE」の幟が見えました。

 

やった! 野生の感が働いたわ(^^♪

 

民家の庭先をテラス席にしたそのお店は、

密になることもなく快適。

 

何より、注文したさつまいもプリンの美味しいこと。

珈琲はおかわりできるし、お値段はそれぞれ300円、合計600円という安さ。

 

いいお店に出会えて満足~。

 

隣の席の方とお店の奥様が話されている会話にちょっと

聞き耳たてて、ほどなく会計をしてそのまま帰ろうかなと思ったもの

やはり黙っていられなくて、

「さきほど他のお客様と話されていたのが聞こえたのですが、

  旅がお好きなんですか?」

 

「ええ~。大好きなんですよ。昨年1年半かけて日本一周をしてきました。」

 

「うわぁ~、すごいですね。ご主人とですか?」

 

「いえ、一人で、車中泊で周ったんですよ。」

 

「義理の親の介護を30年して、昨年看取って、

  ようやく時間ができて一人で出かけたんです!」

 

 

それからどこへ行ったとか、

どんな出会いがあったとか、

いろいろと、お話を聞かせて頂きました。

 

私も一人で車中泊で旅をしたいなとちょっと思っているんです。

夫との仲は良好ですが、

ひとりでふら~りと気の向くままに出かけたくて。

 

 

夫と行く旅も楽しいし、友達と行くのいい。

 

けれど一人旅も、またいいんですよね。

 

独身時代には、ひとり旅もよく行ったし、

車だって自分で運転していたのに、

今ではいつのまにか、

近所のスーパーへさえも夫に運転してもらっている。

 

それが悪いことではないけれど、

 

ひとりでも動ける自分も確保しておきたいなと思うのです。

 

そう、今日のポタリングのように。

 

 

キラキラしたいい時間だったなー。

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青空とラクウショウの木