老母の握力

介護の入り口。老母(ローボ)と老娘(ロームス)のつれづれ。

雑誌遍歴② ~ 20代のころ

ティーンエイジャーのころよく読んでいた雑誌のことを以前書きました。

hapo-mina.hatenablog.com

 

今日はその続き、10代後半から20代前半は~

 

Olive

non-no

an・an

 

を時々読んでいました。

 

an・anのパリ特集のページの欄外におまけ情報として書かれていた

マリーパピエ」と「ラ・ドログリー」のお店のことを知り

パリへ行きたい!の願いを叶え初めての海外旅行は小遣いを貯めて、

19歳の冬にパリ・ローマ7日間の旅に参加していました。

 

この旅での出会いも忘れられないことばかり。

 

一人参加は女性3名、おひとりは差額料金を払って一人部屋だったので

もうお一人と二人で相部屋ツインでの旅になりました。

そのころは相部屋ってわりと普通だったのですよね。

でも初めての海外旅行で見知らぬ人と7日間も同じ部屋ってどうなの?

なんて思う暇もなく、楽しいくて忙しい旅時間でした。

他にも新婚旅行で参加した奥様はなんと私と同い年で、旦那様は高校時代の先生だったんですって、卒業を待って結婚したそうで、アツアツ~と思いきやその旦那様、ひとり参加の私のことが心配らしくいろいろと世話を焼いてくれました。

奥様と同じ年齢だから、教え子を見ているようで心配だったんでしょうね。

その様子を奥様が見て、やきもち焼いて、夫婦ケンカして、困っちゃったんですけど

翌日にはケロリと仲直りしていて奥様とも同い年のおかげで共通の話題があって仲良しになれました。

あらら、話が脇道にそれましたが、雑誌の欄外に小さく書かれていた二つのお店にも迷子になりながらも行くことができて、ラ・ドログリーではボタンを買ってそのあとも他のお店でショッピングして最後にマリーパピエに行ったときにはお買い物したものが両手に一杯な状態になっていました。マリーパピエは紙製品のお店、そこでもノートや包装紙を買うとますます荷物が膨らみました。お店の方が見かねてまとめて入る大きな袋をストックヤードから探し出し荷物をまとめてくれて、そのうえ紅茶をふるまってくれました。

どこから来たの?どうしてこの店を知ったの?と聞かれて片言の英語で答えてしばしのティータイム。異国の地で知らない人とマグカップ持って紅茶飲んでるなんて自分でも信じられない出来事でした。 帰国してこの話を友達にするとバックヤードに連れ込まれて知らない国に売り飛ばされなくて良かったね、ですって。そんなこと考えもしなかった若かりし頃の思い出です。

 

その後、二つのお店は日本に出店し、何度か買い物に行きましたがパリの小さな店いっぱいにあった品々を見るときと同じワクワク感はすこし薄らいでいました。

 

数々の雑誌を読んで、ひらめいて、影響されて生活に取り入れたり旅に出たりを今も続けています。

 

小説を読むこととは違う、雑誌の存在は暮らしの灯になっています。

 

初めてのパリからその憧れを増幅したのは、雑誌たちと堀内誠一さんの

 

パリからの手紙

パリからの旅 

 

も忘れられない本です。

 

この2冊を読むほどにパリへ行きたい熱が高まりその後もパリへの旅のために働いて

お金を貯めていました。

勤労の力添えをしてくれたのも本でした。

 

暮しや生き方への、本の影響力ってすごいことだな~と思うのも

その当時には気づかぬことかもしれません。

 

この先も、あの本やこの雑誌を読んであんなことしたな、こんな風に思ったなと思い返すことが増えていくのでしょうね。

 

まだまだ雑誌遍歴はつづきますが、ちょっと一息しましょうね。