『古本泣き笑い日記』は、古本をこよなく愛する著者の山本善行さんが、古本との出会いから別れまでを綴ったエッセイ集です。
タイトルにある「泣き笑い」という言葉通り、そこには古本との一筋縄ではいかない、ユーモアと哀愁に満ちたエピソードが満載。古本屋の店主や、たまたま居合わせた客との交流が温かく描かれており、彼らとの会話を通じて、古本が単なる「モノ」ではなく、人々の想いや歴史を宿した存在であることが浮き彫りになっていきます。
実は、本書に登場する本は、私にとって知らない本ばかりでした。「著者はなぜ、これらの本にこれほどまでの魅力を感じるのだろう?」と不思議に思う場面もありましたが、読み進めるうちに伝わってくるのは、圧倒的な古本愛と「読むこと」への純粋な喜びです。
古本を通して描かれる人との繋がりや人生の機微が、心にぽっと温かい光を灯してくれるような一冊でした。
今日はクリスマス。
温かい光がどなたにも届きますように。
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