ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

布を眺めるHapoさん(母)

昨日は、オットと一緒にHapoさん(母)に会ってきました。

オットの顔をじっとみて、にっこり笑って

「オットくん。来てくれてありがとうねぇ」といいます。

オットくんに会いたいって言ってたもんね~。

けれど、それ以上に会話は続かず。

 

前回、会ったときにワタシの着ていたブラウスを見て

「自分で縫ったの? nokoちゃんはすごいね~」

と言ったので、

Hapoさんが洋裁好きだったから、

その影響でワタシも縫うようになったのよ。

と答えたら

「洋裁は趣味です!」ときっぱり言ったHapoさん。

布地屋さんへ行くのも好きだったものね。

「そう、趣味の洋裁の布を買いに鎌倉へ行ったわね」

と懐かしそうにしていたので

昨日は、Hapoさんに布地屋さんへ行った気分を味わってほしくて

15cm角にカットした布の束を持って行き、眺めてもらいました。

「あら~、きれいね~。 

 こうやって切ってあるのが売ってるの?

 すごいわね~。 いいわね~。」

と触っています。

 

ブラウス作るのならどの布にする?

「ブラウスは縫わないわ。ズボンなら縫うけれど。」

そうね、ズボンをよく縫っていたものね。

「ズボンなら、これかしら、こっちもいいわね~」

と言いつつも、目を閉じてしまいます。

疲れちゃったかな?

「うん、たーいへんよ」

すこし間をおいて、

「あと5分?」

と面会時間を気にしています。

 

そして、ワタシの顔を見て、

「眉毛 染めた?」と言います。

染めたんじゃなくて、描いてきたの。

今日は車で来たから汗で化粧が崩れることなくキープされていたので

眉しっかりの顔に見えたらしいのです。

前回はホクロに気づいたし、Hapoさんの着眼点は、面白いね~。

すると、オットの手の甲も黒いと言い出します。

「夫婦で同じ、黒い手の甲なのは、仲良しの印だからよかったね」 

と、夫婦円満の印だと言ってくれます。

三人の手を合わせて眺めて、ワタシが

Hapoさんの手がいちばん綺麗ね、というと

「そうね。」と素直に認めています。

そんなお茶目な会話していたら、

面会終了時間を知らせるタイマーが鳴りました。

 

「来てくれてありがとうね。また来てね」と

Hapoさんがベッドから手を振って見送ってくれました。

もちろん、最後に握手をしてきましたよ。

 

 

先週から特例面会で予約なしで毎日会えるようになりました。

嬉しくもあり、寂しい面会時間です。

会える日が少しでも多く、長く続きますようにと願っています。