映画を2本観てきました。
1本目は。
北イタリアの山脈はとても魅力的でした。
山小屋の屋根を仕上げたときのカメラアングルがよかった。
山での暮らしぶりや着ている服も気になりました。
男の友情や家族の愛が交差して、
「山の民」は天職。
好きなことはする、挑戦するね。
そんな言葉が心に残りました。
誰にとって「帰れない」のかは、エンディングで語られます。
風の音、カウベルの音、焚火がはじける音。
風景と共に、音がとても印象的な映画でした。
2本目は、
主人公がモネの睡蓮を赤いドレスを着て観るシーンが印象的でした。
介護、子育て、恋人とのかかわり、
母親の恋人をすんなり受けている子供の姿にも驚きです。
友達から恋人に関係が変わり、
その後の筋書きは映画で観るほどのことではないように思えたのは
世代の違いからかもしれません。
気になったのは父親の老後のゆくえです。
そうね、いろいろあるけれど、それでも生きていくのよね。
同じ映画館でこの2本が続けて上映されていたので、
同日に観たのですが、
違う日に別々に見たら感想も違ったかもしれません。
昔は2本立ての映画を当たり前のように見ていましたが、
今回はちょっとくたびれつつも
映画を観た高揚感につつまれています。