MOMATコレクションの続きです。
「美術館の春まつり」は4月9日までですが、
それらの展示=コレクション展は5月14日まで開催されます。
各フロアごとにテーマを設けた展示のおかげで飽きずに見ることができます。
「春まつり」だからか、植物画も多く展示されていたのが
「朝ドラ」とのコラボかも?と思ってしまいました~^-^
そして、絵の中の猫をみつけてニンマリ。
「猫の恋」は春の季語ですから、春まつりにご登場ですね。
企画展では、重要文化財の秘密と題して重要文化財全68点のうち51点が展示されます。
その展示目録を見るとそのほとんどをワタシ見たことがあります。
MOMATのコレクション展や常設展、もともとの所蔵美術館で目にしていたようです。 そんなにすごいものだとは気にはしていなかったのですけれど。 肩書よりもその絵や作品を見て自分がどう感じるかのほうが大切ですね。 ある意味人間関係と同じかもしれません。
そして、その企画展にちなんでコレクション展では「重要文化財」ではない同じ作家の作品から文化財を照らし出すという展示がされています。 そちらの方が面白かったというのが本音です。 重文作家の重要文化財ではない作品のほうが人気があることもあるようです。 人気があるからといって重要文化財に指定されるとは限りません。 描いた作家にしてみればどれもが大事な作品たちなのでしょうけれど。
そして、最後にこのふたつ。↓
くちゃっと丸まったこれを見て、ズボンのポケットに入れたまま洗濯したハンカチのかたまりみたいだなと思いました。
その感想は、ほぼ合っていました。
水で濡らしたガーゼのハンカチを乾かしてできた形にすぎません、ですって!
モノをポケットに入れたままにするオットもそれに気づかずに洗濯してしまうワタシも立派な芸術家!ということですか???
そして、これ↑ 奥のカラフルな絵ではないですよ。
わかりにくですが、手前の畳まれている白いTシャツです。
畳み方がちょっと独特です。
「Tシャツのたたみかた」という作品です。
たたみ方がアートなのですか?
日常的なアートとの無縁な行為をアートとして見つめる。
それが大事? なのでしょうか。
アートは日常だ、日常はアートだと訴えているのかな?
と感じることがアートなのでしょうか?
こんな不思議さを感じるのが現代アートなのかしら?
難しく考えずに素直な気持ちで向き合う、それがいちばんですね。