今日(4/14)の日曜美術館は福田平八郎のことをとりあげていました。
(大阪中之島美術館で没後50年の展覧会が5/6まで開催)
この画家の作品に見覚えがあるけれど、
どこで見たのかが思い出せませんでした。
番組の中で、子供の絵を模写したものを紹介したときに
アッ!と気づいたのです。
↓の記事で少しふれていますが、2019年の大分旅行の際に
大分県立美術館に立ち寄っていました。
その時、見たのがこちらの展覧会でした。
どちらかというと宇治山哲平めあてだったのですが、
記憶に残っているのは、児童画の模写と竹の絵です。
プロの画家でも「子供の絵には学ぶことが多い」と
ヒントを得て制作することもあったそうです。
日曜美術館で紹介されていた「氷」は、胎児のように見え、
「青柿」の葉の中には山脈や海原が広がっているようにも見えました。
TV画面からでもこんなに想像が広がったのですから
現物を目の前にしたら、もっとすごいでしょうね。
大阪の次は画家の故郷・大分へ巡回します。
2019年の大分旅行のメインではなかった出来事が
急にクローズアップされた気分です。
絵画を観た記憶は薄れがちなのですが、
こうやってふいに思い出すのもアリですね。
この春の東京国立近代美術館で見た絵画の数々を
いつか思い出す日もあることでしょう。