寒くなって、乾燥してきて、コロナ禍が再び、みたびの勢いを増しています。
Go to~をする勇気と気力が湧きません。
どこかへ行きたいなぁ~とは思うんですよ。
でもそんなときはご近所散歩で、濁して、、いえ、満足してます😅
そしてもうひとつ、いつもの読書。
小説の世界へ旅するのもよし、ですが、今回は旅レポの本です。
雑誌「暮しの手帖」の中で「今日の買い物」と題して旅した各地の一部をまとめたもの。雑誌掲載中から好きなコーナーで単行本になって旅の部分をまとめて見られるのが嬉しい。 この旅に影響を受けて私の旅先として選んだ場所もいくつかあるし、すでに旅したことのある場所もあって自分の記憶と思い出が共有できるのがいい。
私の初めての一人旅は、小学4年生のときに文通相手に会いに行ったこと。
使った交通手段は高速バス。隣に座ったお姉さんが優しかったのを覚えている。
昔は雑誌にペンパル募集のコーナーがあって海外の人とも文通したな~。
(長続きはしませんでしたが、、、。)
さて、この本で影響をうけて行ったところは、
・山形へ
なかでも文翔館は山形市の文化と歴史を感じることができ、
実は日本の土木・建築の礎になっているともいえる建物でもあるようです。
この文翔館を観るためだけに山形へ行ってもいい、と言えるほどの建物です。
山形県への旅はおそらく4回ほど行っていますが、必ず立ち寄った場所でした。
もちろん広い山形県内の見どころはまだたくさんあります。
海も山もあり、美味しいものも沢山あってほんとうにいいところ。
山形出身の人に会うと必ず、うらやましくなってしまいます。
親戚に山形県在住の人がいればいいのになぁ。
↑コレ、いい旅をするといつも思ってしまうので、日本中に親戚が欲しい。
・日田へ
もともと焼き物が好きでいつかは大分県にある「小鹿田焼」の窯元巡りをしたいと思っていました。そんなことをいつも小鹿田の器を買う店主に言うと、「ぜひ!」と言ってくれるものの、「器はみんな都会へ送られて(買い付けされて)いるのでいい器に出会えるとは限らないけどね。」と自分の店の豊富な器を見ながら言い添えられました。
確かに器との出会いはないかもしれないけれど、人との出会いや風景は行ってみないと味わえないものだからという気持ちが強く2019年にようやくその願いが叶いました。
その時に本にも書かれていた映画館へ行き、映画を見る時間はなかったものの併設のギャラリーで小鹿田焼を買い、オーナーの方と充実の話をして思い出深い時間を過ごすことができました。 宇治山哲平の絵も運よく大分県立美術館で観ることもでき温泉も広大な景色も美味しい食事もして、いい旅でした。
こんなことをつらつらとページをめくりながら、考えていると「また旅。」に行きたくもあり、行った気分にもなり、行ける日のために空想するのも楽しくもありの時間を過ごしています。
旅は邂逅の宝庫。
「また旅。」へ安心して出かけることができますように。
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