ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

2024年2月に読んだ本

・しあわせの森をさがして  フィリップ・ドレルム/著

 

・胃が合うふたり 千早茜・新井見枝香/著

 

・夜のふたりの魂 ケント・ハルフ/著

 

・小さな思いつき集  暮しの手帖社/編

 

・家族じまい      桜木紫乃/著 

 

・ざらざらをさわる 三好愛/著

 

・とりつくしま   東直子/著

 

・Letter   皆川明/著 

 

・国道食堂 1st season       小路幸也/著 

 

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NHKテレビの趣味どきっ! 人と暮しと、台所~冬編 の

井上荒野さんの回で、

井上荒野さんにとって台所とは? の問いに

「文体」と答えていらした。

小説にとって文体はとても大切なもの。

その「文体」という言葉が頭に残っていたからか、

久し振りに読んだ小路作品は、

東京バンドワゴン」シリーズに登場する人々の

俯瞰するような自分語りや

「~だねぇ」という語調を思い出し

これぞ小路幸也文体だと感じました。

 

そう思うきっかけになった

井上荒野さんの文体はどんな感じだったかしら?
登場人物の微妙な人間関係にトゲを感じたのを

かすかに覚えています。

「人物造形のためにいちばんの鍵になるのが食」だとも

TVの中でおっしゃっていましたから

ワタシの好きな「料理文学」でもあるとは思うのに

印象は薄いのですよね。

では、「手紙文学」のなかで紹介されていた

「小説家の一日」を読んでみて文体を探ってみたいと思います。

そしてTVで拝見するまで、

名前の文字にに惑わされたのか

井上荒野さんは男性だと思っていましたが、

作者の性別に関係なく心に響く作品を読むことが

できればそれでいいのですよね。

 

皆川明「Letter」も先日行った展覧会で

手紙文学として紹介されていました。

詩のようなエッセイのような

日々の思いつきをまとめた一冊。

ぽっとはじける言葉がデザインの種になっていくのかな。

 

ワタシの読書は

記憶の底にとどまることなく

はじけて、おしまいなところがありますが、

この感じ何かで読んだことがあるぞと

思い出すこともたまーにある。

そういうのも面白いなと思っています。

 

「とりつくしま」は

テレビドラマ「ブラッシュアップライフ」の

原案かも~と

思うこととか、、、ね。

 

 

 

 

 

 

 



 

 

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