ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

孫の手~Hapoさんの手~

雑誌「銀花」を一緒に楽しんだ翌日の面会では

「なんだかnokoちゃんじゃあないみたい。 まるで別人」と不審顔です。

え~なんで~、どこがぁ~??? と聞いても

「どこかなんて分からないけど、違うひとみたいよ」

なかみはまぎれもなくワタシなんですけれどね~。

前の日に髪の毛を切ったからじゃあない?と云うと

「そうね、そうね。前髪が随分短いからだわね。」

ヘアカットに行ったのは昨日の午前中だから

昨日、気づいてもよさそうだけれど

夢中で銀花を見ていたから、

ワタシの変化には気づかなかったのね。

 

この日は、また眠いと言って目をつぶってしまいます。

ただ会うだけだとつまらないのでしょうね。

そこで、Hapoさんにお願いがあるのというと

「何? なに? どんなお願い?」と目を開けて起き上がりました。

背中が痒いのだけれど、手が届かないから掻いてほしいのよ。

「そんな時のために”孫の手”があるのです」

だって、今ここには無いじゃない。

自転車を漕いでいる時からずっと痒かったのだけれど

自分じゃあ掻けないからHapoさんにやってもらおうと思って

急いできたのよ~。お願~い。

すると、顔をクシャっとして笑いながら

「仕方ないわね~」と体を起こして掻いてくれました。

掻いてくれるだけでいいのに、背中のお肉をきゅっとつまみます。

もー痛いから~つままないで~。

すこし前にもこんなことがありましたね。

きゅっとつまんで、ニヤリと笑うHapoさん。

しっかり掻いてくれたから、すっきりしました。

ありがとう。

孫の手よりもHapoさんの手です。

 

Hapoさんの背中もさするね~。

ベッドと背中の間に手をいれて背中をさすります。

これは「背抜き」と言ってベッド面から離すことで

不快感や違和感を方法です。

 

 

お互いの背中をさわって、ほっこりした面会時間でした。

「ふれあう」って大事ですね。