Hapoさん(母)との面会でおしゃべりしていると、
つじつまが合わず、あれ?と思うことや、
会話の流れが突然変わることもあります。
接続詞がなくて話題が変わるのは、いつものことです。
でも、それらを訂正することはしません。
話してくれたHapoさんの気持ちに添えるよう返事をします。
話がコロコロ変わるのは、ワタシも同じですもの。
「元気になってどこかへ行きたい」と言ったHapoさんの言葉を聞いて
外出できる体力のない母に対して、
「だったら、ごはんをもっと沢山食べようね」なんてことは言いません。
ほんとうに出かけるために何をすればいいのかという話をしたくて
言ったわけではないのですから。
食事をほとんど食べないHapoさんですから、
少しでも食べて欲しいけれど、
「どこか出かけたい」という気持ちと
「ごはんを食べる」は別問題です。
面会して楽しい気分になって
お出かけしたいな~という気持ちになってくれただけで充分です。
もちろん、ほんとうに外出できればいいなと思っています。
せめて隣の公園へ車椅子でお散歩できればいいのにと。
それを願っているのは、ワタシの気持ちですから
押し付けるわけにはいきません。
おしゃべりの様子だけだと変わりなく、
元気そうに見えるものの、
食事の量は減り、
大好きだったおやつも拒むようになりました。
だからこそ、
会える時間を大切に楽しく笑顔で過ごしたいと思うのです。
南仏旅行で買った絵葉書がいまだに残っているので、
次の母への手紙はそれを使って出そうと思います。
マティスのことや南仏の景色を思い出してくれますように。