老母の握力

介護の入り口。老母(ローボ)と老娘(ロームス)のつれづれ。

Hapoさん(母)とのオンライン面会

Hapoさん(母)が転院して、ふた月ほどが過ぎ、

落ち着いて過ごしていると聞いてはいたものの

会えないのはやっぱり寂しいものです。

 

病院では2か月に1回ですがZoomを使っての

オンライン面会をすることができます。

 

7月にその順番がようやく回ってきて、

画面越しでもHapoさんと会えるのを

とてもとても楽しみにしていました。

 

 

ところが、、、、、

 

急遽中止になってしまいました。

 

理由は院内でコロナ陽性者が出たためです。

 

幸い、母は濃厚接触者ではなく、PCR検査も陰性で

体調に変わりがないと連絡を受けほっとしていますが、

院内感染の可能性は今後もゼロではないので緊張は続きます。

 

どこにいてもコロナ感染の可能性はあるということです。

 

必要以上に恐れずに、けれど対策を怠らず。

 

それしかないのかな。

 

 

そして、院内でのコロナ収束の連絡をうけ、

やっとオンライン面会が実現しました。

 

当日は母の誕生日♪

 

面会がサプライズプレゼントになりました。

 

最初に看護師さんから最近の様子をお話しして下さったのですが、

ここ数日は3食全体で半量ほどしか食べられない日が続いているので

今日は点滴をしているとのこと。

ただ、この日の昼食は8割食べられたので、

点滴を毎日するわけではないとのことでした。

体調は日々変わりますものね。

概ね元気で過ごされていますと言われホッとして母に代わりました。

 

母はオンライン面会をやはり理解しきれていないようで、

 

今ね、テレビ電話なんだよ。

顔見ながらお話できるの。

Hapoさん ワタシの声聞こえる?

 

「聞こえる。」

 

ワタシもHapoさんの声を聞きたいから

何か話して。

 

「はやく会いたい。」

 

そうね、直接会いたいね。

画面越しだけど、今はこれで我慢だね。

 

ベッドに横になる母はすぐに疲れて

 

「じゃあね~」と手を振ります。

まだ1分もたっていないのに。

 

今日はHapoさんのお誕生日だよね。

おめでとう。

 

「カードかわいいね。 ありがとうね、じゃあね~」

 

看護師さんが横から

何か聞きたいことない? もっとお話ししていいですよ

 

「ありがとね、ありがとね」と繰り返すHapoさん。

 

ワタシから

イケメン君とリハビリしてる?と聞くと

 

「いないよ、イケメンは」とにやりと笑うHapoさん。

 

そうなの? イケメン看護師さんが居るって聞いてたんだけどな~。

 

看護師さんも一緒になって「居ないよね~」と言って笑ってます。

 

イケメンや可愛いくて優しい看護師さんたちばかりでしょう。

というと、

 

「そうね、そうよね、ありがとうね」

 

看護師さんが再び笑っています。

 

この日のHapoさんの部屋着が黄色だったので

ワタシのブラウスの花柄の色と同じねと声をかけて、

このブラウスの布は前にHapoさんと一緒に鎌倉の生地屋さんで買ったのよ。

 

「鎌倉には布を売っているお店がいっぱいあったわね。」

 

Hapoさん、洋裁好きだもね。

よく一緒に布を買いに行ったわよね。

 

看護師さんが、そうなんですか、お洋服作られていたんですか~。

と驚いています。

 

「そうね、昔はね。」

 

のあとに、

 

「じゃあね~ バイバイ。」

 

やっぱり疲れちゃったのね。

 

名残惜しいけれど、これで面会終了です。

 

ほんの5分ほどの面会でしたが、会えてよかったです。

 

今、顔を会わせているのに

「会いたい」って言われたのが、切なくはありましたが。

 

 

次回は、すぐに「じゃあね~」というHapoさんと

少しでも長く話せるような工夫をもっと考えてみたいと思います。