ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

おせっかい

市場の思い出話を書いていたんですが、

先日のスーパーマーケットへ買い物に行ったときのことです。

 

会計が終わり買い物したものを持参の手提げ袋に詰めようとしていて

隣の人をふと見ると、片手でエコバッグを広げています。

若い男性のその人は、もう片方の腕で赤ちゃんを抱っこしていました。

月齢3か月ほどでしょうか。

おとなしくパパ(だと思う)の腕に抱かれて眠っています。

様子をみているとお一人で買い物に来られたようです。

思わず

「お一人ですか? 手提げに入れるのお手伝いしましょうか?

こんなご時世なので、買ったものを触ってしまってもよろしければ。」

と声をかけてしまいました。

ご当人はとても驚かれていましたが、

「助かります。お願いします。」とエコバッグを私に渡してくれました。

商品をどんどん詰めていったのですが、

どう見てもバッグ一つに納まる量ではありません。

「無理ですよね。レジ袋買ってきます」ともう一度レジの列に並ばれました。

私の荷物はすでに買い物袋に詰め終わっていたので、

その方の荷物の見張り番でその場に残りました。 

ほどなく戻ってこられてまたそのレジ袋を手渡してくれたので

残りの商品を全部詰めました。

しかし、大きな買い物袋を二つも下げて、赤ちゃんも抱っこしては

危ないのでこのまま放っておけません。

「お近くにお住まいなんですか?」

「ここの上に住んでいます」

このスーパーの上はマンションになっています。

「エレベーターのところまで運びましょうか?」

「大丈夫です。ご親切にありがとうございました。」と

右手に手提げ二つ、左腕に赤ちゃんを抱っこして帰っていかれました。

「買い物かごとカートはワタシが片付けておきますね。」と言ったものの

しばらくして、

やっちゃった! とんでもないおせっかいだったかも!!!

その人は買い物カートに載せてエレベーターホールまで

運ぶつもりだったのかもしれません。

 

ああぁ~。

 

怪しい声掛けをして、

独りよがりなおせっかいでした。

 

どうぞ、無事に部屋にたどり着けていますように。