昨日、パン作りのヒントをもらったという雑誌のひとつ、「私の部屋」。
パンの記事は載っていませんが、1988年夏号の一冊だけ手元にあります。
この内藤三重子さんイラストカレンダーが大好きで高校生のころまでは
机の前に貼って眺めていました。
宿題やっていてペースが下がるとカレンダーの生活のヒントを読んで気分転換、
そのうちその内容のほうが気になって勉強そっちのけということが
たびたびありました。
写真に一緒に納まっている人形はこのブログの
プロフィール写真にも使っているもの。
内藤三重子さんの手作りです。
鎌倉散策をしたときにかわいい赤い小屋の雑貨屋さんをみつけ
そこで買い求めました。
お店番の紳士が「これは妻が作ったものですよ。」と。
かわいいなぁ~、けれど初めて見た気がしないなぁ~と手に取ると
小さなタグに「mieko」の文字が、
「内藤三重子さんの描くイラストに似ていますね。」
「ええ、本人が作りましたよ。」
えっ~~~~~。
そのお店の名前は「HAND&SOUL」
イラストレーターの内藤三重子さんご夫婦のお店で、
素敵な紳士はご主人だったのです。
そんなこととはつゆ知らず「似ていますね」だなんて、失礼しました。
流木や石などを使ったアクセサリーや小物たちが所狭しと並べられています。
「三重子さんはね、あげたがりなんだよね。」
ああ、わかります、その気持ち。
偶然の出会いでやってきた三重子さんのお人形。
今はカレンダーの代わりに机のそばに飾っています。
「欲しがるのではなく、あるものを愛する これが幸せの秘訣」
と昨年の展示会の案内状にありました。
素敵なお二人の暮らしぶりが憧れであり、目標です。