ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

映画観賞の時間

お勤めをしていた頃は会社帰りに映画館で月に数度観ていたものです。

職場でもTVドラマの話しよりお勧めの映画の話で盛り上がっていました。

近くには複数の映画館があって最新作から名画座まで

いろんなジャンルが上映されていました。 

 

その当時から毎月1日のシネマディと水曜日のレディスディがあったので

映画を観るのは会社帰りの楽しみのひとつでした。

月に何本も観るとなると少しでもお安くと思っていましたが

今ではシニア割引でいつでもシニア料金で観ることができて

ありがたい限りです。

 

ネットやテレビでも映画を観ることはできるけれど

映画館で観るという特別な時間をもう少し増やしていきたいなと思います。

 

いま 気になっている作品は、

金の糸

moviola.jp

 

日本の金継ぎから着想を得たジョージアが舞台の作品。

作品中に出てくる金継ぎアートや舞台の町の景色、

主人公の過去の記憶がどう絡み合っていくのか気になります。

 

 

 

 

 

 

 

映画「コーダ あいのうた」を観て号泣

誕生月の映画観賞で「コーダあいのうた」を観ました。

gaga.ne.jp

 

 

予告編を観ただけで、うるっとしてしまったので

本編を観たらどうなるだろうと思ったらほとんど泣きながら見ていました。

 

クスッと笑えるシーンでさえもじーんとしてきて涙が止まりません。

 

泣いてしまった場面はいろいろありすぎて困るけれど、

音楽のレッスンで感情をようやく現わそうとしたとき。

映画の途中の無音の場面。

 

そのあとはもうずっと、、、。

 

こういうときの涙って気持ちいい。

 

泣いたことで心の浄化ができたみたい。

 

主人公家族がもちろんよかったけれど、

音楽教師がキーパーソンだったなぁ。

彼がいなければ、このストーリーは成り立たないのかも。

 

素直に歌声が心地よかった。

合唱団の彼らもなかなか個性でした。

 

いろんな性格の登場人物たちが

いろんなカタチで相手をおもいやっていて。

社会のありようを考えさせられる内容で、

ちがうようで、みんな同じなんだよ。

そう思わせてくれる映画でした。

 

 

久しぶりに気持ちよく映画を見ました。

 

こういう時間を持てて幸せだな~。

 

「世界を沸かせた必見の1本」だというのも頷けます。

 

「コーダ」は、

CODA, Children of Deaf Adult/s) 

「聴こえない、聴こえにくい親を持つ聴こえるこどものこと」

ということだそうです。

 

ワタシはてっきり主人公の名前かと思っていました。

 

主人公の名前はルビー、

つかのまのニックネームはボブでした。

 

 

 

 

 

一番乗りのあじさい

雨上がりにご近所散歩へ行った土曜日の午後。

 

植物の背がグンと伸びていました。

 

そんななか、紫陽花がもう咲き始めています。

 

 

擁壁の苔が雨の季節の湿気を感じさせますね。

 

桑の実も色づいてきました。

 

黒くなったぐらいのほうが甘くておいしいんですよね。

 

 

嫌われ者のどくだみもいっぱい。

可愛い白い花に反する独特な香りですが、好きなんですよね。

ベトナムでは若い葉っぱを生春巻きの具材のひとつとして食べるそうですよ。

 

どの季節の散歩でも食べることにつながってしまいます。

 

 

誕生日のプレゼント

五月生まれのワタシ。

 

「誕生日月間」のことは前にも書きましたね。

 

もともとイベントあまりしない二人で、

特別なプレゼントを欲しいと思うこともありません。

 

毎年自分の誕生日のある月を「誕生日月間」として

オットにちょっとわがまま言って過ごしています。

 

食後の食器洗いをお願いするとか

コーヒーを淹れてもらうとか

「ちょっと甘えてみる」という気分がプレゼントになっています。

 

モノより家事労働をメインにお願いしていたら

今では365日誕生日のように

ふつうにあれこれを手伝ってくれるようになったので、

「月間だから~」と声高にお願いすることがなくなってしまいました。

 

とてもいいことだけれど、

 

それはそれでちょっと寂しい。

 

そんなとき、

誕生日に自分の好きな映画を観た 

という方のブログを読みました。

 

それ、すごくいいですね。

二人で映画を観るのもいいけれど、

自分ひとりでどっぷり映画の世界にひたるのはとても贅沢な時間です。

 

映画でなくても演劇とか美術館もいいですね。

 

普段からひとりで出かけているものの、

誕生日だからと出かければ特別なものになりそうです。

 

さっそくワタシも と、

誕生日当日の上映スケジュールを調べましたが、

あいにく観たい映画がみつかりません。

 

誕生日前には観たい作品があります。

 

「誕生日月間」ですから、前倒しで観ることにしました。

 

観たくないものより、観たいもののほうがいいですものね。

 

映画館へ行くのも久しぶりだったので

スクリーンの大きさとサウンドのよさを楽しめました。

 

モノより思い出。

 

ほんと よかった。

 

 

 

 

 

 

母のズボン

母が入院して3か月が過ぎました。

 

ホームのハンガーラックに吊るしたままだった服をひきあげて

洗濯して、ズボンはウエストゴムを付け替えました。

 

エスト2Lサイズのぽっちゃりさんが L サイズになって、

今はもっと細くなってしまったようです。

 

 

 

ホームではパジャマやジャージばかりですから

よそゆきズボンを履くことはもうないのかもしれません。

 

そんなことが頭をよぎるものの

着たくなったときに困らないように直しました。

 

これ着てお散歩行けるといいね。

 

 

なんでも食べていいと言われても

病院の食事にはほとんど手をつけず

差し入れのカステラと水羊羹と青汁を食べる日々のようです。

カステラをちゃんと飲み込めているので

嚥下がまったくできないわけではなさそうです。

 

足りない栄養を点滴で補っているので

今の状態ではホームに戻れそうもありません。

 

心配がつのる日々です。

 

けれど、

 

そう、

 

けれど、

 

大丈夫 心配するな

 

なんとかなる。

 

 

笑顔で一日を終える努力をする毎日です。

 

 

 

 

 

食エッセイの魅力

五人家族の友人が毎日の献立を考えるのが大変だったけれど

このツイッターを知ってからだいぶ楽になったと教えてくれたのが

「きょうの140字ごはん」 寿木けい (@140words_recipe) | Twitter

との出会いでした。

 

その「140字ごはん」はすべての料理に分量が書かれているわけではなく

レシピといいきれない、、、

けれど簡単! おいしそう! つくってみたい!と思わせるものがあります。

 

12万人ものフォロワー数のあるSNSですから

私が多くを語らなくても皆さんすでにご存じでしょう。

 

hapo-mina.hatenablog.com

 

寿木さんの本を初めて読んだのは去年の11月でした。

 

そして今年の5月になって

・いつものごはんは、きほんの10品あればいい

・土を編む日々

を続けて読みました。

 

思い出が食材や料理に絡めて描かれていて

登場したお料理が巻末に紹介されている「土を編む日々」ですが

32品目のレシピに全て分量が記載されているのは半分くらいかもしれません。

素材ごとに分量は書いてあるのですよ。

けれど、調味料は「好みの量」とか「適量」「少々」などと記載されています。

それが、手抜きだとは思えないのです。

家庭料理ってそういうものですよね。

だから、味の決め手は自分や家族の好みでいいのです。

それが、料理をするハードルを下げてくれていると思えるのです。

 

布団のなかで「恋人坂のアスパラガス」を読んだ夜は

ベーコンとパン粉炒めをのせたアスパラガスを食べる夢を見ました。

文中にある「恋人坂」と呼ばれる場所へは何年か前に行ったことがあります。

飯豊連峰と会津盆地を眺める素晴らしいところでした。

あそこでアスパラガスが手に入るとは思っていなかった!

悔やみきれないけれど、まずは近所のスーパーへ行きアスパラガスを買おう!

 

そう思わせてくれたのが

寿木けいさんの文章の上手さと旨さなのだと思うのです。

 

そして簡単で美味しい「うんめぇトマト」の作り方。

皮つきのまま粗みじん切りしたトマトと叩き梅干し(梅肉)を合わせ

密閉容器に入れ砂糖ほんの少しとおろし生姜を足してよく混ぜて蓋をして

少なくとも30分おいて(冷蔵庫に)から料理に使う。

肉に合わせてもサラダのドレッシングにしてもいい。

って、ほんとうにうんめぇんだな~これが。

 

www.keisuzuki.info

↑寿木けいさん公式サイトです。

 

山梨へ移住して新しい暮らしをはじめた寿木さん。

いえ、暮らしに新しいなんてないですね。

暮らしはいつだってつながっています。

そのつながりを書籍やサイトを通じて

ときどき のぞかせてもらっています。

 

 

ワタシの中で、食に関するエッセイストの王座に君臨していたのは

ずっと平松洋子さんでしたが、寿木さんが雨後の筍のごとく急浮上しています。

 

二人とも譲れぬ魅力があるのでその座はふたつになりました。

 

 

 

 

 

航空符票をもらいに郵便局へ

郵便局へ コレ↓ を貰いに行ってきました。

 

いつも「エアメールの青いシールください」って言っていたのですが、

正式には「航空票符」というのですね。

 

 

このシールを貼らなくても手書きで「AirMail」と書けばいいのですが、

シールのほうが分かりやすくていいのかなと思っています。

 

この日もポスクロの絵葉書を2通投函してきました。

 

そのうちのお一人が日本語の勉強もしているので

日本語について何か書いてほしいとリクエストがあり、

かつ好きな絵葉書のひとつに「滝」とあったので

日光の「竜頭の滝」の絵葉書をチョイスしました。

 

この滝は龍のように見えるということを英語で書いてから、

「滝」という字は水と龍という意味ではないですか!

竜頭の滝に限らず、滝って龍のこと、龍のようだということで

その字を使うようになったのだ!と今更ながら気づきました。

 

その方への葉書の本文に漢字で「滝」と書き、

さんずいが水、竜がドラゴンだよ~と説明をつけてみました。

わかってもらえるかしら。

 

ポスクロをやっていると見逃したり、

忘れてしまっていることにふと気づくことがあって

それをネタに手紙を書いていると頭がぐるぐると動いて、

今あたま使っているなーと実感します ^_+

 

ポスクロの手紙を書くのに頭を使い、

投函をしに外に出て体を使い、

ベリーグッドな趣味になっています。