シンプルに生きていて、
とても贅沢な時間を過ごしている。
木漏れ日のような眠りの時間の映像が
印象的でした。
そして音楽、
選曲がすごくいい。
それもカセットテープで聞いている。
時代は令和ですよね。
フィルム写真が入った缶を仕舞ってある押入れが
この部屋の中で大木を育てているように思えて
毎夜の木漏れ日はその写真たちからのメッセージかしら。
主人公の寡黙さが
芯のある生き方なのか、
逃げてきた結果なのか、、、
よしとするのかどうかは
微妙な感じもしたけれど、、、
とにかく時間の流れ方が美しく
東京都内の公衆トイレのデザインも美しい。
見ようによっては、
東京ガイドのような映画でもありました。