老母の握力

介護の入り口。老母(ローボ)と老娘(ロームス)のつれづれ。

プレ介護教室

赤ちゃんが生まれる前には

プレパパ・ママ教室があってそこで沐浴やおむつ替えなど

赤ちゃんのお世話のしかたを学ぶ機会がありますよね。

 

そんな風に介護に関してお教室があるといいのになと思います。

 

高齢化社会なのはわかっているのにいざという時のことって

事前に考える機会がないような気がします。

 

「終活」に関してはエンディングノートや遺言の書き方などの

セミナーが大流行りのようですが、

命がとじてしまってからのことではないのです。

 

介護や介助を受けて過ごしていく本人もそうですが、

そのお世話をする人のためのお教室です。

 

実際にワタシも介護は突然やってくると感じました。

 

母が施設に入ったとき、その準備は娘のワタシがしました。

それまでの母の暮らしぶりを知っていたので、

衣服や身の回りのものを

揃えることには対応できていたと思います。

 

子供のいないわが家の場合、

もしワタシが施設やディサービスに行くようになったら、

その仕度はオットがすることになります。

 

入浴サービスを受けるなら着替えを持っていく必要があります。

 

オットにワタシの下着や服の仕度ができるかしら?

オットはワタシがどんな下着をどういう順番で着ているか知っているかしら?

お風呂上りにつけている化粧水やクリームのこともわかるかしら?

 

ワタシがオットのそれらを用意するのはたぶん大丈夫。

 

残った人が困らないように「終活」をすることも大事かもしれませんが、

それより先に私の下着のある場所と着用の順番をオットに

覚えてもらったほうがよさそうです。

 

共に支え合って生きていくのですからそれくらいいいですよね。

 

元気なうちに覚えてくださいね。

 

とお願いしたら、

 

「今覚えてもさ、先に認知症になって忘れちゃいそうだな~」

 

それはお互いさま。

 

どっちがどうなるかなんてわからないんですからね。

 

お教室なんてことではなくていいのです。

先はどうなるかわかりませんが、心づもりはしておきましょうね。

 

 

愛のチョコを渡す日にこんなことを書いて興ざめかもしれませんが、

 

この歳になると

愛ってそういうことも含まれているのかなと思うのです。

 

愛とは目の前の人を大切にすること。

 (マザーテレサのことばから)