老母の握力

介護の入り口。老母(ローボ)と老娘(ロームス)のつれづれ。

読書はじめ

2022年最初に手にした本は

「70歳の日記」 メイ・サートン著 です。

 

1982年5月3日 月曜日

70歳の誕生日。風もなくどこまでも穏やかな朝~」と書き始められた

詩人・小説家であるメイ・サートンの70歳の日記です。

 

鳥の鳴き声や波の音に耳を傾け、春の息吹を吸い込むと生きている歓びが

体じゅうを満たし、、、、

 

部屋にはミニスイセン、青いスターフラワー、チェッカードリリー、

白と黄色のミニバラを飾る。

 

70歳になるってどういうことなのだろう?

~これからのことがとても楽しみだし、

いったいどんな驚きが待ちうけているかと思うとワクワクしてくる。

 

そんな書き出しを読むだけでワクワクしてきます。

 

といってもたのしいことばかりではなく

 

「深夜に、過去のことが次から次に浮かんでくることがあるー

 それもあまり喜ばしくないことが。、、、 まちがい、恥ずかしいことや

 悲しいこと、、、。でもいいことも悪いことも、つらいこともうれしいことも、

 すべてが一枚の色鮮やかなタペストリーを織りなし、

 思索や成長の糧となってくれる。」

 

同じような夜を過ごす日があったのだなと知ってほっとし、

 

「年をとるとはこういうもだと予想していたことは、必ずしも正しくなかったようだ。 思うにそれは、自分がこの歳になって、今という時を十分に生ききっているからだと いう気がする。将来について不安を感じることが少なくなり、前ほど強い怒りを感じないから、罪悪感も小さくなった。」

 

年齢を重ねることへの希望もかすかに見つけることができます。

 

メイ・サートンは8冊の日記作品を書き、その中でも58歳の時に書いた

「独り居の日記」がおそらく、とくに知られている日記なのだと思います。

それでも初めて読むメイ・サートンの日記でこの「70歳の日記」を選んだのは

 

「今が人生で最良のときです。 年をとることはすばらしいことですよ。」

 

と書かれていて、病気をしたり、別れがあったり辛いことも経験していた作者の

人生最良のときを読むことで自分もそんな人生を重ねるためのヒントを

見つけられればと思ったからです。

 

70歳最後の日の日記にもそこから続く未来への希望が書かれていました。

 

さて、ワタシのこの一年はどんな一年になるでしょう。

喜んで、面白がって、ときどき凹んで、それでも笑って過ごせるように

自分を信じて愛して、、、あっ! オットのことも^-^

 

一年のスタートによい本に出会えました。

 

「これから365日楽しめる~(^^♪」

 

前回の寅年の元旦に言ったHapoさん(母)のことばを真似て

ワタシも楽しく過ごしていきましょう。

 

 

 

↓昨日の雪。

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メイ・サートンの言葉を借りると、、、

何か光が変わったような気がして空を見上げると、

なんと雪!

大きな雪のかけらが風に舞っている。

魔法のような瞬間。

初雪だ!

 

ことばが詩のようにあふれでて、雪を喜んでいる気持ちが伝わります。

ワタシはと言えば、路面凍結が怖いなぁ~。

魔法なように、溶けてくれればいいのになぁ。

と、詩の世界からはほど遠いことを考えていました。

 

交通や物流に影響が出ないことを願っています。