高齢者の暮らしぶりをSNSで発信する方が増えましたね。
それが書籍になって発売もされています。
動画を見る方がリアルなようですが、
自分のペースでページをめくるのは別の楽しみです。
だから紙の媒体になるのでしょうね。
・今日は何々を食べました。
・庭のバラの花が咲きました。
・その庭にコゲラがやってきました。
・近所の散歩を楽しみました。
・ちょっと旅行してきました。
・旅先でも美味しいものをたべました。
「星に願いを」 庄野潤三/著 にはこんな日常が描かれています。
とにかく平凡な老夫婦の毎日です。
はて?
庄野潤三氏はインフルエンサーのはしりだったのかもしれませんね。
3/28 書斎のガラス戸のそばの鉢の君子欄に二つ目の花が出て来た。うれしい。
こんなつぶやきX(旧ツイッター)にありそうですよね。
手の届かないきらびやかな世界へのあこがれより、
すぐ隣にありそうな平穏なくらしへのあこがれのほうが
より身近なものに感じます。
だからこそ何度も手に取って読みたくなります。