ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

シスコの月に会いにいく

昨夜の満月もきれいでしたね。

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10月20日の満月

↑ 手元がぶれて、毎度のことながらうまく撮れませんでしたが

綺麗な満月を見上げて、満足な夜でした。

 

そして、昨日は昼間も月を見ていました。

 

それは、「シスコの月」

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シスコの月 ( 2004年 絶筆)

塔本シスコ展 ~シスコ・パラダイス で観た月です。

www.setagayaartmuseum.or.jp

 

塔本シスコさんは53歳から油絵を描き始めて

「私は死ぬまで絵ばかきましょうたい」と絵筆を握り続け

2005年91歳で人生をとじました。

 

独特な色合い、画風がなんとも魅力的な絵が美術館にあふれるばかりに

展示されていて、まさにパラダイスでした。

 

すきな花は「あじさいとあざみ」というものの 

ほかにも多くの花の絵があります。

家族の肖像画を描くときも 本人の好きな花を背景に描いています。

 

花のほかに月も沢山 描いていました。

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秋の夜 (一部)

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名月 大正十年の十五夜 (一部)

満月がここにもありましたよ。

 

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84才の名月(ミニフヨウ)

絵も素敵でしたがいくつかの額装もよかったです。

聞くと息子の賢一さんの手作りだそうです。

 

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段ボールに描かれた馬

↑この馬の絵は段ボールに描かれています。

額装は賢一さん作。

 

段ボールに描かれた作品は他にもありました。

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ふるさとの海 (1992年 段ボールに油彩 180x270)

「描かずにいられない!」気持ちが伝わってきます。

 

 

www.shisuko.com

↑ 塔本シスコさんの公式サイトもありますので、

気になるかたは覗いてみてくださいね。

 

この展覧会では全ての作品の撮影が可能でした。

 

家に帰って写真を見直すものの、

実物の圧倒的な存在感にはかないません。

やはり美術館へ行って観てこそだったなぁと思います。

 

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わが家がモデルに???

絵の中に自分と似た人をみつけてびっくり(^^♪

左から、ワタシ、Hapoさん(母)、オットに見えてしかたありませんでした。

 

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そんなワケないニャーとシスコさんの愛猫ミィーちゃんが笑っていました。

 

 

 

のんびりと美術館へ行くことができて大満足な一日でした。

 

感染症対策をして少しずつ外に出る機会が増えてきそうです。

 

来月も行きたい展覧会があって今からワクワクしています。