南桂子さんの銅版画が表紙になっている!
もうそれだけで、買い!な気分でしたが、
本屋で手に取り、扉の「子供と猫の寝姿」に、ふふふ。
これはもう家でじっくりと読むしかないですね。
そして、読み始めています。
南桂子さんの銅版画を取材した文章のなかにみつけたことば。
「縫い物や刺繍をする方なら、
一定のタッチで描かれた線に目を奪われるかもしれません」
そうです、そうです。
南桂子さんの作品にいつも目を奪われている気持ちを
ちゃんと表してくれています。
この号では、同じライターさんが「てと、てと。」も
取材と文章を担当されています。
10号のアプリケの記事を書かれていたのも同じ方でした。
この方の文章を読みたくて「暮しの手帖」を買っていると言ってもいいほど好きなライターさんです。 ああ、この記事いいなぁ~。この方はいつも取材する方の気持ちに寄り添っているなぁ~と思わせる魅力があります。
1冊でふたつの記事が読めるなんて、なんとお得な号でしょう。
石田千さんの「おにくやさん」の中でみつけた
「なんとか日にちの光をながめていられる」
野崎歓さんの「浴室の楽しみ」で引用されていた
モンテーニュのことば。
大竹しのぶさんの「母が教えてくれたこと」に書かれていた
初夢のはなし。
「手元の素材で、アクセサリーを」を読んだら
たっぷりある手元のボタンをふんだんに使って
ブレスレットを作りたくなりましたよ。
ほんとうに、
「生きることは楽しいことばかり」 ですね。