先日の通院で、車に乗っていた時のこと。
道路を走るバイクを見て
「孫をサイドカーに乗せてツーリングするのが夢だったのにねぇ。
できなかったわね~。サイドカーになんて、そんなこと言う
おばあちゃんなんてなかなか居ないわよねぇ。
むかしから、人とおなじことは面白いと思わなかったのよね。」
「あら、お孫ちゃんは無理だったけど、バイクの後ろに娘を
乗せてくれたじゃない。一緒にバイクツーリングに行って楽しかったわよ。」
「そうねぇ、夏にはnokoを後ろに乗せて高原の方へツーリングして
ユースホステルに泊まって姉妹ですか?って聞かれたこともあったわよねぇ。
若かったわね、私も。」
ええ、ええ、ありましたよ。丸顔ぽっちゃりの母は若く見られることがあって
私は老け顔だから、母娘ではなくて、姉妹って言われることがありました。
背が私のほうが高いからか、私が姉って思われていたりしてました。
複雑な気持ちでしたけど、親が若く見られるっていうのは悪くないかなとも
思っていましたよ。
↓の記事にもバイク旅行のことを書いています。
そんなことを言うHapoさん(母)ですが、孫とべったり過ごすのは苦手で
せっかく会いにきても数時間で「そろそろ、帰りなさ~い。」って言う人です。
孫に会えてうれしいんだけど、疲れてしまうんですよね。
最後は、孫より自分の体が大事!で、帰ったら昼寝してました。
「孫は来て良し、帰って良し」ですものね。
ひ孫に対しても変わらずの対応なので、性格は変わりませんねぇ~。
そんな感じだから、お孫ちゃんもそんな寄ってこないし、
サイドカーに乗せてツーリングっていうのは、
実現は難しかったかもしれないわね、とは本人には言わず、
帰宅後のオットとの会話、、、。
「孫の服を縫ってあげるのも夢だったのに、白内障で縫うのが辛くなっちゃたし、
夢かなわずだったわね~。」
あらあら、Hapoさん「もう自分のことで精いっぱいなのよー!!!」と、
いつもはキレちゃうのに、この日は回想するゆとりがあったようですね。
外の景色を見て気分がよかったのかしら。
やさしいおばあちゃんで、おかあさん だってことは
ちゃんとわかっているから大丈夫よ。