ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

Hapoさん節

Hapoさんには三人の息子と一人の娘がいます。

 

その娘が末っ子で長女の私のこと。

 

4人も子供を産んで仕事も家事もして大変だったろうなぁと思うことしばしば。

 

子育てのことなんてなーんにも覚えてないわよ、と言いつつも

 

「バスから降りるとき、Nokoをおんぶして息子二人と手をつなぎ残った一人をそのままバスから降りると見ず知らずの人がおかあさんもうひとりっていいながらバスから降ろしてくれたりしたわよ。」

 

ひとり置き去りにされなくてよかったわ。

 

内風呂がない時代、銭湯に行くと湯上りの子供たちをご近所さんがタオルで拭いてくれていたりもしたそうです。

 

人様のご親切のおかげであんたたちは大きくなったねぇ、と語ることもあります。

 

私が幼稚園児のころ、Hapoさんの運転する原付バイクの後ろに乗り出かけることがありました。 もちろん違法です。見つからないように裏道選んで走るほどの常習犯。 ある日お巡りさんに「お母さん、何度もダメだよ。子供に対して恥ずかしくないの? ちゃんと二人乗りができる免許を取って堂々とその子を乗せてあげなよ。」と言われて以来 原付バイクで二人乗りをすることはなくなりました。

 

 

それから数年後、Hapoさん小型バイクの免許を取りに教習所に通いました。クラッチ付きのバイクの運転はなかなか難しかったようですが、晴れて私との二人乗りが堂々とできるようになりました。母 40代のころだったと思います。

 

夏休みになると二人乗りで信州方面へツーリングしました。受験生の夏にも行って友達にあきれられましたけどね。 受験勉強より大事な時間があるのよ。1週間旅行に行ったくらいで落ちるようなら仕方ないね。 そんなボンクラじゃあないだろ って。

 

Hapoさん節 炸裂!  

 

もちろん翌春に希望校へ合格しましたよ。 

ボンクラ呼ばわりされなくてよかったわ。

 

そうそう、学校の宿題を家でやっていると勉強は学校でするものだから家では家の手伝いをしなさい! ってよく言われました。テストで100点とっても興味なし、勉学へのプレッシャーが少なかったのでのびのびと過ごすことができたのかもしれないけれど。

「100点なんてとったことないだろう?」って疑われていたし。

 

Hapoさん ひとことで言うと肝っ玉かあさんなのかな?

当時は女優の京塚昌子さんに見た目も似ていました。

 

今はその当時のふくよかさは見る影もなく。

 

 

親の背中を見て育ち、

 

その背中を見てしんみりする日が来るとは、

 

その頃は思いもしないのですよね。

 

今日はちょっぴり秋の風。

 

 

♪ 風が吹くたび気分も揺れる

♪ そんな年ごろね~ (^^♪

 

(当時、早見優ちゃんに似ていると言われたワタシ)