老母の握力

介護の入り口。老母(ローボ)と老娘(ロームス)のつれづれ。

あの家に暮らす四人の女

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あの家に暮らす四人の女 (三浦しをん・著)


読み始めて、2003年に日本テレビで放映されたドラマ「すいか」

 

設定に似ているな、と思いました。

 

4人の女性が同居してささいな日常と過去が絡まる人間模様なところが、、、。

 

「すいか」は、視聴率が低かったようだけれど、登場人物のファッションや

 

インテリアが気になって毎週見ていました。

 

この「あの家に~」も2019年にテレビドラマ化されていたようですね。

 

配役の女優さんたちがどう演じていたのか、気になるところです。

 

 

 

そしてもうひとつ気になったのが、タイトルの「あの家」という表現。

 

どこか傍観しているようで、

 

そこに住む4人が言っていることばではないな、と。

 

 

読了してみて、なっとく。

 

 

「あの家」と言っていたのは、「あの人」だったのだと。

 

 

三浦しをんさんの作品を初めて読んだのは。映画にもなった「舟を編む」。

 

「編む」という言葉の中に抒情的なところがあって、

 

糸へんの言葉が気になるようにもなりました。

 

他にも「まほろ駅前多田便利軒」や「きみはポラリス

 

「星間商事株式会社社史編纂室」「光」

 

「木暮荘物語」などを読んだことがありますが、

 

なかでも好きなのが「神去なあなあ日常」の青春小説です。

 

若いっていいなぁ~と思いつつ、

 

いろいろな人に支えられて生きてるんだなぁというシーンに

 

励まされつつ、ほんわか気分になるのがいいなと思う作品です。

 

 

今回読んだ「あの家に暮らす四人の女」も、

 

人はみな 

 

知らず知らずのうちに支えて、

 

支えられて生きているんだなと思える作品でした。