・あなたは、誰かの大切な人 原田マハ/著
・工学部ヒラノ教授の介護日誌 今野浩/著
・いつものごはんは、きほんの10品あればいい 寿木けい/著
・土を編む日々 寿木けい/著
・74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる ミツコ/著
・消えない星々との短い接触 20CONTACTS 原田マハ/著
・四季を詠む 365日の体感 三宮麻由子/著
・卵の緒 瀬尾まいこ/著
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あいかわらずの食べるもの関連と
介護や高齢期の人生の本を読んでいます。
そんな中で、「卵の緒」は異色でした。(私にとって)
瀬尾まいこさんの作品ははじめてかな?
異色ではあるけれど家族のつながりを感じさせるものでした。
そして5月の清涼剤になった本は、三宮麻由子さんの「四季を読む」です。
音や香りから豊富で詳細な自然の様子を表現しています。
通り雨を香りから感じて、そのただ中に身をおいてずぶ濡れになる。
その時のことを書いた文章を読むと「雨が来るな」と思えば、
濡れない場所へ行くことが当たり前だったのが、
もったいないことだったかもしれない。
「scenless」ではあるけれど、
心は風景でいっぱいの「scenfull」
あとがきにそう書かれた作者の言葉に感銘し、
私もそんな風に日常を感じたいと思ったのでした。