民陶が好きです。
食卓で使っているのは
沖縄県や愛知県のものもあります。
そういう器たちは民藝品を扱うお店か、
窯元へ行かないと手に入りません。
専門店のあるお店に電車に乗って買いに行くのは
今はちょっとやめたほうがいいなぁと
がまんしていたのです。
それがつい最近
自転車で15分ほどのところに週末だけ営業する
暮しの器屋さんが開店しました。
ひゃっほ~♬
さっそく行ってきました。
小鹿田焼も沖縄のやちむんなどの器が並んでいました。
器は十分足りているんです。
でも見るだけ~と思って出かけたのに
手小皿を3枚買い求めて家路についていました。
小皿や豆皿と呼ばれるお皿を「おてしょぉ」と呼んでいるのですが、
その字は「御手塩」だとばかり思っていましたが、
お店には「手小皿」と書かれていました。
もともと塩を盛り付ける小さな皿が転じて
醤油皿や漬物や薬味のせに使っているのだと思っていました。
それも間違いではないのかな?
いろいろな言い方があるということでしょうか。
さて、買ってきたのは無難な白磁の縁しのぎの小皿なのですが、
新しい器というだけでなんだか嬉しくなります。
手前の灰色に青白い釉薬のものは、型紙を皿にのせて
その上から釉薬を掛けてできた柄だそうです。
ケーキに粉砂糖をふって柄を描くのと似た感じでしょうか。
作り手さんの気まぐれでつくったものだとか。
型紙をめくるタイミングで柄も微妙に変わるみたいで
私はこれが波しぶきのように見えました。
こういう柄は使うのが難しそうだけれど、
どうやって使おうかなと考えるのも楽しみのひとつです。
器好きに私にとっては、生活のなかのちいさな潤いになりました。
三月には吹きガラスが入荷するそうです。
ご近所散歩の楽しみができました。