入院には3つの種類があるのです。
1.急性期
救急で入院したhapoさんは、最初この病棟に入院していました。
通常なら2週間ほどで、二つ目の回復期リハビリ病棟へ移動するはずが
骨折以外に消化器の疾患がみつかり、
2か月とちょっと急性期病棟に入院していました。
途中、回復期病棟への移動をせかされましたが、いかんせん病状が安定せず
移動できませんでした。
急患に備える病院としては、予定外の長さになってしまったようで、
ソーシャルワーカーさんからの連絡が頻繁にきました。
この連絡、親切だな~とのんきに構えていては、いけません。
早く、移動させたーい!というプレッシャーでもあるのです。
それも、仕事のひとつですから、致し方ありません。
2.回復期
そして、ようやくソーシャルワーカーさんの願いが通じ、
いえ、本人の回復努力により、「回復期」となり
同じ病院内の「回復期リハビリテーション病棟」へ移動しました。
病院によっては、この「回復期」に対応する病棟がない場合もあるので
その場合は、転院になります。
部屋が代わってとまどったようですが、他の病院への移動ではなかっただけ
よしとしましょう。
というような、話も本人とできないコロナ禍です。
さて、回復期に入ったのでリハビリテーションの回数も増えて
もとの生活への復帰をめざしているはずが、
なかなか思うようにならない現状です。
本人に気力がなくなっている。
夢もキボーもありませぇ~ん。
って嘆いていそうです。
3.慢性期
長期的な治療と向き合う慢性期だそうですが、
hapoさんの場合、ここにはいたらず、
9月末日、という
退院のリミットがあります。
しかも先に示された「リハビリテーション総合実施計画書」には
リハビリテーションの終了の目安が2か月になっています。
つまりは、8月末 です。
急性期に長く居すぎましたからね。
治っていなくても、本人が大丈夫と思えなくても
退院は、決まって(決められて)しまうのです。
それが、いい悪いということではなく
それが、現実だ。 ということです。
その後のhapoさんの暮らしをどうするのかを
考えるのが今のわたしの役目です。
で、施設のあれこれを調べ中。
いろいろな種類があって、条件があって、
考えすぎて、おなかがゆるくなってきました。
これくらいのころで、自律神経がやられてしまう、
私自身も
「老」のひとりで、あるのです。