ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

洗剤ボトルの補充に関する件 (^^♪

液体洗剤の補充、どのタイミングでしますか?

 

わが家は、大容量の洗剤を泡ボトルなどに詰め替えて使っています。

 

私は、使い切ってからボトルを洗い、そののちに洗剤を補充します。

ずーっとそうしてきました。

それに疑問を持ったこともありませんでした。

台所洗剤でも、洗濯洗剤でも。

 

ところが、かつての職場のおねえさま、常に満タン状態がお好きなようで

仮にボトルの高さが10㎝だとしたら、中身が7㎝になったら補充されています。

 

洗剤だから腐ることはないけれど古い?ものの中に新しいものを加えるというのが私は好きではないので、自らそのボトルに補充することはしませんでした。

 

ある日、「洗剤の補充をあなたもやってね!」とご意見を頂きました。

長いものには巻かれちゃうので、素直に「はい」とお返事したワタシ。

 

十人十色、三者三様ですからね。

 

私のやり方は、私の家でやればいいのです。

 

わが家の洗剤ボトルがそろそろ空になるので書いた次第です。

 

世の中の皆様は、どうなのでしょうね?

 

どーでもいいことだから、

そんなこと気にしたことないなーっていうのが大半なのかしら?

  

自分が超少数派だとしても、きっと変わらないだろうから。

 

私の頑固さは、Hapoさん譲りですねぇ。

 

 

 

掛け時計と防水シーツを買いました。

Hapoさんの転居先のために掛け時計を買いました。

 

コロナ禍のため、事前に部屋を見ることが1回しかできなくて、Hapoさんに至っては引越し当日が部屋を初めて見るという状況でした。

 

身の周りの物はとりあえず持ち込みましたが、

夫が不足の物がないかHapoさんに聞いてみたら

「あの壁に時計を掛けてほしい。」と言ったそうです。

 

ちょうどいい場所にフックが付いています。

前の方もここに掛けていたのでしょうね。

 

いろんな方が通り過ぎって行ったこの部屋に

新しい時を刻む見やすい大きな時計を掛けましょうね。

 

カチカチ音がしない電波時計で文字盤が見やすいもの。

そこで選んだののがコレ↓

シルバーが欲しかったけれど注文当日は在庫なしだったのでブラウンを発注。

先ほど無事到着し、時刻合わせの電波を受信中です。

f:id:hapo_mina:20201002112119j:plain

セイコー電波時計 KX379B

直径28cmですが、大きな数字が見やすいですね。

ベッドに寝ていて下から見上げるように見たときに

反射して見づらくならないかがちょっと心配です。 

Hapoさんに気にいってもらえますように。

 

もうひとつの買い物は、尿漏れ対策の防水シーツ。

ベッドシーツの上に重ねて使います。

 

 

洗い替えのために3枚セットを購入しました。

このシーツはサイズバリエーションが沢山あって購入するときに迷いましたが部分使いをしようと思い、100x140㎝サイズにしました。このサイズだと敷布団に巻き込んで使えるのでズレ難いかなと思います。実際に使うHapoさんが快適に思ってくれるといいのですが。

f:id:hapo_mina:20201002113516j:plain

防水シーツ3枚セット

カラーも何色かあるのですが、3枚セットの場合は同色3枚になります。

3枚別の色が選べるとよかったともおもうけれど、使う側はいつもと同じ色の方が落ち着くのかもしれませんね。 無難なハニーイエローにしました。 

 

肌にあたる部分は綿100%のパイル地です。

防水シーツですが、これから使う前の水通しをします。

タオルは必ず水通しをしてから使っていたHapoさんですから、水通しをしてから持ってきたか、きっとチェックが入るでしょう。 その期待に応えましょうね。

 

2週間ほど後に、Hapoさんの外来診察があるので会いにいきます。

 

その時にどんな様子なのかとても気になりますが

口をへの字にまげていないことを願います。

 

 

 

 

金木犀の道

f:id:hapo_mina:20201001172540j:plain

金木犀の道

 

f:id:hapo_mina:20201001172653j:plain

香りが詰まってるね

ここ数日でその香りが濃くなってきました。

 

 

高校のころ、校門から校舎までの歩道に金木犀が植えられていて

そこを歩くのが楽しみでした。

 

今の住まいの近くの遊歩道にも金木犀があって秋の散歩道になっています。

 

季節ごとに木々の香りや色を楽しめるのは幸せなことですね。

 

夜に歩いたときは、香りが道案内をしてくれているように感じます。

 

姿が見えずとも存在感のある木です。

 

 

 

 

 

 

 

終の棲家を考えるときにチェックすること。

Hapoさんの施設への転居を終え、これまでのことをつらつらと考えています。

 

Hapoさんが住むマンションは温泉付きで、

2000年に住み始めた当初は温泉に毎日入れてここが終の棲家になるかと思うと

嬉しくてしょうがないと言っていました。

 

それから20年、残念ながら住み続けることが叶わなくなりました。

部屋に段差がないバリアフリーなので、ここなら大丈夫と思っていたのに。

 

住めなくなった理由は本人の高齢化が一番の理由だけれど、

環境の不備がそれに加勢しました。

 

・大浴場の湯船に入るための手すりがついていない。

・浴場への入り口に一部段差がある。

・建物の内廊下にも手すりがない。

 

手すりがあったならば介助すればまだ入浴ができたけれど、

今の設備ではもう湯船に入ることができない。

 

介護保険を利用して入浴介助を依頼するにしても

大浴場での入浴介助は保険の対象外になる。

 

手すりが付いていることが、こんなにも大事だとは。

 

そんなこと、20年前には考えもしませんでした。

 

老後は温泉付きのマンションで!といううたい文句は、今でも聞きますし

近所のマンションもそういうコピーで、シニア向けに売り出されています。

 

きっとその建物の共有部には手すりが標準装備なんだろうな。

おそらく専有部の室内も。

 

老後のためにマンションを買うときは、大浴場の手すりの有無は要チェックですよ。

 

自分の部屋の風呂なら自費でリフォームが出来ても、大浴場はできませんものね。

 

温泉の泉質は申し分ないのですが、

今となっては、

浴室が、ちょっと不備ありの物件でした。

 

ちなみにHapoさんの部屋にもユニットバスが付いていてリフォームすれば入浴可能になるけれど、大浴場の温泉があるのに部屋の風呂に入るなんて考えられない!とかたくなに拒んだHapoさんです。

 

ほんとに頑固なHapoさん。

 

その頑固さが強さでもあり、今まで一人暮らしを続けてこれたのだなとも思います。

 

ディサービスの入浴も車での移動が嫌で拒否していましたが、今度は廊下続きの施設なのでなんとか入浴してくれるでしょう。

 

老後の衣食住を考えるとき、住まいの変化はなかなか手ごわい。

 

Hapoさんを通じて、

年齢を重ねると何ができなくなるのかを目の当たりして

いろいろと考える今日この頃です。

 

そして、その ”この頃” が、ずーっと続いて

自分もあっという間に老人になっているんだろうな。

 

 

 

散歩へ ~ 秋の気配を味わいながら。

5月からの5か月間。

大腿骨骨折で入院を続けていたHapoさん(母)が退院し、

老人ホームへ入居した、9月の終わり。

 

夏が過ぎ、秋の気配がそこかしこに。

 

ハナミズキが赤い実をつけている。

f:id:hapo_mina:20200930132252j:plain

ハナミズキの実

初夏の白い花もいいけれど、秋の紅葉もいいなぁ。

 

久しぶりの青空を味わいながら近所を散歩。

 

コロナ禍で生活パターンが変わり、

平日の日中にこういう時間がとれるのはありがたい。

 

Hapoさんの入院、介護に関することにも時間を気兼ねなく使えたのもよかった。

 

「禍を転じて福と為す」だったのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

住宅型有料老人ホームの契約書類のこと

Hapoさんが入居した住宅型有料老人ホームの契約書等に沢山署名捺印をしました。

 

1.住宅型有料老人ホーム利用契約書

2.居宅介護支援契約書

3.入居契約書夜間対応型訪問介護サービス契約書

4.指定地域密着型通所介護サービス契約書

5.指定訪問介護サービス契約書

6.福祉用具貸与サービス契約書

7.ケアワーカー利用申込書

 

そのほかに

8.コロナ対応による介護サービス報酬加算同意書

9.雑費等充当のための金銭管理同意書

 

 

1は、アパートを借りるときの契約書に該当するものと水道光熱費、施設生活支援費、食費とその他実費の費用を支払います。という契約書です。

 

 

2は、そもそもの介護保険サービスを利用するためのケアマネジャーさんをお願いするための契約です。この契約に関する料金は介護保険からすべて賄われるので個人負担金はありません。

 

3から6までは、介護保険を利用して提供されるサービスなので料金は介護度と負担割合によって変わります。

 

8は、コロナ禍の対応による厚生労働省からの臨時的な報酬判定によるものです。

 

9は、病院へ通院したり、髪を切ったりのための預け金管理を依頼するためのもの。

 

ここまで書いて、7だけ抜けていることに気づかれましたか?

 

そうなんです。

 

前の記事で「ちょっと変だな」と書いた出来事です。

 

この項目だけ、当日聞かされたことなんです。

 

入居にあたっては、月の利用料金は大事なポイントです。

事前に貰った案内書や料金表には書かれていない内容でした。

似たような項目があったので、これのことを指すのですか?と聞くと

「違います。それは介護士などの職員が行う介護サービスにあたる料金でこれはそれとは別になります。」

 

「???」

 

事前に伺った内容にはこのことは何も書かれていません。

 

契約書にもありません。

 

全ての契約締結をした最後に、介護保険では補えない部分を

家政婦を雇って提供しています。

その料金は利用者が負担しているので払ってください。

家政婦を紹介しているので、その紹介手数料も払ってください。

というような内容です。

 

介護保険で補えない部分は「施設生活支援金」という名目で払うことになっています。

見学したときも、資料請求したときもその金額で賄えています、という説明でした。

 

すでに引越しが終わっているのに、今更、拒否はできないし、説明してませんという認識もない様子で申込書にサインをお願いします、と言われ、腑に落ちない、納得できない。

 

けれど、もう後戻りできないでしょう、この状況では。

 

その額、月にして3万弱。

 

わが家にとっては痛手ですよ。

 

試算が大幅に狂います。

 

このやりとりの時に夫は同席していなかったので、

後から説明すると同じようにお怒りのご様子。

 

「説明義務違反だな。」

 

はい、私もそう思います。

 

けれど入居する以上は、Hapoさんに接する施設担当者と波風を立てたくはありません。 感情のままに発言することでHapoさんの対応に影響が無いとは言えません。

 

まして、こういう気持ちになっていると施設の人が気づいているのかもわからないし。施設側は通常の料金のことを説明しているだけと思っているのかもしれません。

 

私は不信感を覚えましたが、

それによってHapoさんの生活に支障をきたすと困ります。

 

夫といろいろ話して、最初からその金額がかかるとわかっていても、この施設に入居するという選択をしていただろうということになり、納得することにしました。

 

後から知るか、最初に知るかによって人間の感情って変わりますよね。

 

説明は大事。

 

わが身に置き換えて、勉強になったと思うことにしましょう。

 

そんなあれこれを知らぬHapoさん、

引越し2日目の夜を穏やかに過ごしているでしょうか。

 

Hapoさん(母)の引越し、当日。

Hapoさん、いよいよ引越しです。

 

食事以外はひたすらベッドに横になっているHapoさん。

最後の抵抗なのか、いつものことなのか。

 

「何時に出かけるの?」

と何度も聞いてくるのは、いつものこと。

 

12時45分。

 

出かけなきゃと着替え始めるHapoさん。

 

私の準備がまだ整ってませーん、 こちらが慌てる。

 

車に乗るときは、昨日よりスムーズになっている。

 

施設までの移動時間、ずーっと、口をへの字にしたまま。

 

車窓からの景色が見えているのか、いないのか。

 

ほどなく施設に着くと、介護職員やケアマネさんがお出迎え。

 

愛想よく「これからよろしくお願いします。」と挨拶しているHapoさん。

 

その笑顔は、ひきつっている。

 

部屋の準備ができるまで共有スペースの椅子に座って待つ。

 

ベッドの支度が出来たので「横になる?」と聞いたら、

 

「皆さんがいるのに寝るのは失礼でしょう。しばらく座っています。」

 

ずいぶん がんばっているな。

 

これからの生活のこと、一週間のスケジュールなどの説明を聞いている。

 

施設側の人が5人もいて、誰が誰やらわからなかったし、

何を言われているのかチンプンカンプンだったって、後から言ってました。

 

いきなり、あれこれ言われてもね、わからないよね。

 

その後、私が各種契約書類への記入があったので、Hapoさんは自室へ退場。

その間、夫がHapoさんを見守ってくれている。

部屋のドアは開いたままなので、会話がなんとなく聞こえてくる。

Hapoさんが自分から何か話している。

義理の中だから気を遣っているのかな?と思いながら、

私も職員のかた5人を相手に契約を交わしていく。

 

施設への入居契約に始まり、居宅介護サービス等を利用する契約など全部で7種類の契約書にサイン、捺印を繰り返す。

途中で母の名前を書くのか、自分の名前かわからなくなってくる。

 

この事務作業中にちょっと変だなと思うことが発覚。

それは長くなるので別に書くことにしましょう。

 

契約に小一時間かかり、ようやくHapoさんの部屋へ行くと、

目をつぶっているのか、眠っているのかな?と思ってのぞき込むと

「寝てないよ、今、空を見ていたの。」と窓から見える空を指さした。

 

住宅地にある施設だから、

立って窓を見ると道を挟んだ隣の家の壁しか見えないと思っていたら、

ベッドに横になると大きな空が見えている。

 

いつも自分の家にいるときもベッドに横になり

窓から見える隣家の樹木が風に揺れるのを見ているだけで幸せと

言っていたHapoさん。

 

隣の壁しか見えないなんて寂しいなーと思っていたら、

「空が見えてよかったわ。」という。

 

ただそれだけのことを言われただけなのに、私は涙をこらえるのに必死だった。

 

目線が変わると、景色も変わる。

 

しばらく空を眺めてから、

「明日も仕事でしょう。もう遅くなるから帰りなさい。」

と心配声で言う。

 

お互い納得した上での転居だったのか、

充分な確信が得られないまま今日に至った。

 

この気持ちはどうしようもないことだから、仕方がないこと なの?

その疑問がぐるぐると回りだす。

 

環境が変われば、生活が変わる。

 

「窓から空が見えてよかったわ。」と言ってくれたように、

 

「ここに来てよかったわ。」と

 

思ってくれることを願うばかり。

 

まだはじまったばかり。

 

ぼちぼち、ぼちぼちいきましょう。

 

大丈夫、心配するな なんとかなる。