ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

遠い唇  北村薫/著 を読みました

北村薫作品を久しぶりに読みました。

 

日常の謎」を描くのがほんとうにうまい作家さんです。

ちいさな謎から殺人事件まで。 

北村作品の中ではできれば人は死んでほしくはないのですけれど

ミステリー作品なのですから致し方ないですね。

 

「しりとり」や「パトラッシュ」

そのタイトルからどんな内容を想像しますか?

 

大好きな「八月の六日間」につながる作品もあって、

旧知の人に会えたようで嬉しかった。

 

博識が随所に散りばめられているけれど決して嫌味ではなくて

すーっと心にとどく作風がとてもいいと思う作家さんです。

 

中野のお父さんシリーズの第4弾も発売されているようです。

それも読んでみたいと思いました。