自転車を漕いでいたら黄色い蝶がひらひらと横切っていました。
黄色の蝶は春のイメージがありましたがこの時季にも飛んでいるのですね。
蝶と言えば八島ヶ原湿原で見たアサギマダラを思い出します。
アサギマダラは ヨツバヒヨドリという限られた草を求めて飛来してくるそうです。
グルメな蝶なんだなと思っていたら、食べる草が限られている蝶は多くそれによって棲み分けををしているようです。
例えばアゲハチョウならミカンやサンショウの葉、キアゲハならパセリかニンジン、ジャコウアゲハならウマノスズクサという変わった草しか食べないそうです。 どの葉っぱでも同じような気がするのに、お互いが譲り合い資源(葉っぱ)を巡って争うことなく生きる知恵を備えているようです。
「争わずに平和に自分の生きるべき術を得る」ということを小さな蝶が教えてくれました。