八島ケ原湿原の春は6月だそうです。
木々や草花の芽吹きを堪能しました。
草丈がまだ低いので普段は目にしない
天然記念物の石標が顔をのぞかせていました。
ヤドリギのある木が増えていました。
木道脇にはエゾノコリンゴが咲き始めています。
つぼみのときは赤く、咲くと白い可憐な花を咲かせます。
草丈が低いことで木道脇の湿原の水たまりがよおく見えます。
この時季ならではの景色です。
シュレーゲルアオガエル、ハルゼミ、カッコーの声が聞こえてきます。
シオヤトンボの姿も見えました。
いちばん好きな場所。
旧御射山神社のヤマナシの木に到着です。
旧御射山神社のヤマナシじいさんの木の白い花は
散り始めでしたが、幹にふれて気を感じます。
今年も会えてよかった^-^
旧御射山神社の周りには九輪草が咲き始めています。
その周りにはちいさなちいさな白い花も咲いています。
つまようじの先ほどの小ささでうまく写真を撮ることができませんでした。
ぱっと見た感じはまだ枯れ野原のようですが、
よーく見るとそんな小さな花がいくつも咲いていました。
サクラスミレ
紫色の花がいくつか咲いていてみんな同じスミレだと思っていたら
違う種類のスミレだとビジターセンターにある写真を見て知りました。
これも最初はタチツボスミレだと思ったのですが、葉っぱの形が違うので
おそらく「サクラスミレ」だと思います。
ひとつの花なのに「さくら」と「すみれ」ふたつの名前を持つなんて素敵ですね。
スミレ属でいちばん大きい花を咲かせるそうです。
どうりで目につきやすいわけですね。
キジムシロ
八島ヶ原湿原は木道だけなら約7000歩ほどで周れてアップダウンもなく
いつも歩く近所の里山公園の散歩よりも楽に歩けます。
そんなお手軽な場所ですが、湿原の季節を感じたくて毎年来ています。
同じ花を何度見てもその都度嬉しくなるのです。
体力があれば近くの鷲ヶ峰、ゼブラ山、物見石、蝶々深山、
車山を登ることもできます。
いつ来ても 何度来ても やっぱり好きな場所です。
来るたびに同じことばかり言っていますが、
また来るからね~♪