ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

ポスクロ仲間のおすすめ本 ③

カナダのポスクロフレンドから

ヴァレリー・ペラン Valerie Perri を勧められ、

図書館で

あなたを想う花 原題:Changer l'eau des fleurs

を借りて読みました。

「生とシンプルな幸せの抒情詩」

と紹介されているのですが、

 

優し気なタイトルに反して、、、

愛憎ドロドロな内容でした。

これが「シンプルな幸せ」なのかしら?

愛のカタチってそれぞれで、

難しくて、大変ね。

それでも人は愛を求めて

生きていく、、のかな。

 

フランスが舞台の作品に

異文化をかんじるところもありました。

主人公の職業「墓地の管理人」もそのひとつ。

墓地の一角の一軒家に住む込みで働いている。

彼女のおかげで墓地は手入れされ季節ごとの花が咲く。

花という言葉がタイトルになった

去年のテレビドラマ

「いちばんすきな花」とは、

そのとらえ方は違うようだけれど、

物語の中での「花」の役割は大きかったです。

 

94章から構成されていて、登場人物が多くて

今は、どの人? と悩ましくなることもありました。

読後感がいまひとつなのは、

主人公の夫の身勝手さが、

なんとも受け入れがたかったからかもしれません。

それでも、ポスクロで教えてもらえなかったら

手にすることがなかったかもしれない本を

読む事ができて良かったです。

 

そして、各章のはじめに墓碑に飾る

メモリアルプレートのことばが

引用されていて、その言葉が興味深くもありました。

 

~想い出を摘みながら散歩する人生の十一月

 この道はどこへも行かない

 美しく振り返るだけだ

 

~人生という流砂の上に、

 私の心が選んだ優しい花が育つ

 

 

人生に、

花の存在は、

大きいようです。