NHKの「パリジェンヌの田舎暮し」 2回目のテーマはカゴでした。
柳のバスケットを製作している作り手さんを訪ねます。
材料の柳を育てることから自分でしていることや、
その柳が地面からまっすぐ伸びているものを使っていることに
驚きました。
柳の枝はゆらゆらと揺れているものだし、
そうやって生えているものしかないとずっと思っていました。
日本でもは自然素材の籠や笊の材料は山に入って材料を調達するのは
知っていますが、TVで紹介されていたフランスの方のように
素材から畑で育てている作り手の方がいるのでしょうか。
出来上がった作品だけでなくその製作過程がとても気になりました。
籠や笊が好きです。
その産地や作り手さんを訪ねるのももちろん好き(^^♪
山ぶどう、くるみ、あけび、またたび、ヒロロなどを材料にした
かご、ざるなどの編み組品がずらりと並びます。
手に持つと畳の香りを感じます。
もう壊れて使っていないのですが
しの竹の皮の部分を内側にして作られていて
水切れがよくてとても使い勝手がよかったです。
今はマタタビの米研ぎザルを使っています。
5合用でちょっと大きいので3合用のしの竹の米研ぎザルをもう一度
手に入れたいと思っています。
日本にも素晴らしい手作りの編み組品がありますよね。
作り手さんを訪ねる旅を早く再開したいなぁと
というオチにいつもなってしまいます。
実は遠くに行かなくても地元の竹を使った竹製品を販売するお店があります。
造園資材としての竹販売がメインですが、
笊や花生けかごがたまに店先に並びます。
荒物としての日常使いの竹笊の掘り出し物に出会いたくて
時々お店を覗いています。