日曜日にHapoさんに会ってきました。
検温してからソーシャルディスタンスで面会しました。
Hapoさんとの距離は約2m。
「ちっとも声が聞こえなーい!
コロナだかなんだか知らないけれど、めんどくさいねぇ。」
とHapoさん、イライラ。
病院への付き添いのときは、
すぐ隣に座ってHapoさんに話しかけているワタシですから
この距離、意味あるのかな?と思ってしまうけれど
施設の中では、ソーシャル、ソーシャルディスタンスーです。
2mのところをちょっとあゆみ寄り
横からマスク越しで大きな声で話しかけるとなんとか会話成立。
持参のプリンを一気に食べて「おいしかった~。」
ちょうどおやつの時間でしたからね。
「もう、ここは最高。なんでもやってもらえるし、
お風呂だっていれてくれるし
幸せ~ いっぱい夢いっぱいさのヨイヨイ♪」
「このあいだはデイサービスのゲームのときに100点とったのよ~」
引越してきたときよりは、ずいぶん活動的になった様子。
そうかと思うと、
「このバッグ持って帰って。
バッグ持って出かけることなんてもう出来ないからいらない。」
「ここから出ることなんてないんだから。」
消極的な一面ものぞかせる。
ホームでの生活は快適ではあるけれど、
ままならないこともある、と伝えたいのかな。
「今度は歩行器で外を散歩するのもいいわね。」と言ってみたり。
暖かくなったらお散歩しましょうね。
それまで体操して足元鍛えてくださいね~。
30分ほどして、
「きりがないから、部屋へ帰る。」と自分から言うHapoさん。
こういうドライなところがHapoさんらしい。
「またね~。」と声をかけあい
さようなら~。
「来月 またくるね~。」
「来月はもう12月だね~。1年あっという間だね~。」
ほんとうに。
あと一ヶ月で今年が終わるなんて。
この1年、Hapoさんの2度の入退院と老人ホームへの転居。
そしてコロナ。
1年前には思いもしなかったことばかり。
人生はそんなことの積み重ね。
それでも
「幸せ~」というHapoさんがいてくれて
私も
「しあわせ~」なのです。
老人ホームに転居して2カ月が過ぎ、
「今が幸せ」という母の生活を支えてくれている
施設のスタッフの皆さんに感謝、感謝でございます。
今週のお題「感謝したいこと」