老母の握力

介護の入り口。老母(ローボ)と老娘(ロームス)のつれづれ。

退院後の外来診察へ行ってきました。

Hapoさんが退院して2週間が経ちました。

 

整形外科(大腿骨骨折)と外科(十二指腸潰瘍・狭窄)の経過診察です。

 

この日の診察は、「退院してその後どうですか~?」と聞かれる程度のものだとHapoさんには説明していたのですが、Hapoさんは、内視鏡検査をして経過が良くなっていて普通食が食べられるようになるという結果をもらえる日だと自分なりの筋書きがあったようです。

 

それなのに、内視鏡検査はしない、な~んにも変わらない、今まで通りの流動食を続けなければいけないという結果に苛々し、「いったい今日は何のために病院へ来たの?来る意味なんてないじゃない! 流動食を食べ続けるのはいやだ!と医師に、内視鏡検査を今日やってくれと詰め寄るほど。

 

「今日はできないんだよ。わかった、じゃあ検査予約しよう。だけどね。やっても経過が良くなかったら流動食のままだからね。検査をすれば、普通食を食べられるようになるわけではないからね。どうなるかは結果次第だからね。」とドクターは、たじたじ。

 

「やってみなければわからないなら、やらなきゃあしょうがないでしょ。」

とHapoさん。

なんか、禅問答のよう。

 

入院中に内視鏡検査を2回して、「もう2度とやりたくない。」と言っていたのに、それをがまんして検査をすると自ら言ったのは、よほど食へのおもいがあったからでしょう。 入院する前までは好きなものを食べていた生活が一変してしまったのですから、そのストレスは凄まじいものだと思います。それが積み重なって潰瘍になってと悪循環です。 固形物を食べれば消化管に詰まって、嘔吐から誤嚥性肺炎になるリスクがあります。リスクより、食事。それを取りたくなるHapoさんの気持ちも分かります。

 

できることがなくなってきて、

食べることが唯一の楽しみと言っているHapoさんですから。

 

狭窄は自然治癒するものでは無いようですが、

それでも良くなっていることを願うばかりです。

 

検査予約がとれたは、2週間後。

検査結果を聞くのは、そのまた2週間後。

 

このスケジュールを聞いた夫が

「結果なんて当日わかるだろうー!」と怒り心頭。

 

いや、私に怒られても。

 

大きい病院ですから。

こちらの思うとおりにはいきません。

 

そういえばHapoさんもいつも言っています。

 

「自分の思うとおりに、ぜんぜんならない。」って。

 

こう言われると年寄のわがままだと思うことが、しばしばありましたが、

Hapoさんにしてみればこれがストレスで潰瘍の種を溜めていたのかもしれません。

 

 

Hapoさんの筋書きに無理はあるものの、

思い通りになってほしいなと切に願います。