ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

カップヌードル ~ 母の家からレスキュー その1

カップヌードルシーフード味miniを頂きます。

f:id:hapo_mina:20201014152739j:plain

シーフード味のカップヌードル

Hapoさんの家からレスキューしてきたもの。

施設に転居したので部屋の片づけをぼちぼちとやっています。

 

わが母、Hapoさんを自慢するとしたら、

断捨離の必要のない生活をしていたことです。

 

限りあるスペースの中に納まるものだけで生活し、

決められた場所に、決められたものを置く。

いつもスッキリを暮らしていました。

 

とはいえ、掃除が私の役目になって久しいのですが、

物が少ないので掃除のはかどる家でした。

 

母は50歳を超えるころから、

身辺を整理して無駄なものはなく部屋はいつも片付いています。

大雑把に見えるようで繊細なのだと思います。

 

 

片付けたのは主に食材で、Hapoさんの代わりに頂くことにしました。

 

ひっさしぶり~のカップヌードルにお湯を注ごうと思ったら

なんと1か月前に賞味期限切れ。

でも気にしなーい。

賞味ですもの~。

 

最後に食材を買ったのは、入院前の4月だから余裕の賞味期限だったのですよね。

ついつい後回しになってしまったけれど無駄にせずに頂きまーす。

 

Hapoさんは、カップヌードルでもこのシーフード味のminiしか食べません。

味と量がお気に入りだったようです。

食生活が単調になると、ときどきジャンクなものを食べたくなりますよね。

Hapoさんにとって、それがこのカップヌードルだったようです。

 

けどね、これももう食べられないのよね。

 

インスタント麺は体に悪いって言うし

食べなくてもいいものだけれど

食べられないと思うと、食べたくなるのかな~。

 

夫がインスタント麺を好きではないので、

家で食べることはないけれど

このめったにない食べるチャンスを

懐かしく思うときが私にもくるのかしら?

 

いずれにせよ、

食べ物を無駄にすることなく

レスキュー食、

いただきまーす。

 

 

 

 

 

 

文庫本の大きさ

文庫本を読み終わって、

f:id:hapo_mina:20201014144545j:plain

3冊の文庫本

あれっ?

 

全部、文庫本なんですけど、

 

大きさが違いますね。

 

高さにこんなに違いがあるなんて。

 

初めて気が付きました。

 

全部A6規格(105x148mm)だとばかり思っていましたが、

出版社によって違うのでしょうか。

 

 

高さがこれだけ違うと、文庫本カバーのサイズも各種必要ですね~。

 

 

f:id:hapo_mina:20201014150051j:plain

文庫本カバー

家にあった文庫本カバーを見てみると、大きいサイズが入ったのは

左奥のアイヌ刺繍のものだけでした。

 

残りの3つの文庫本カバーはA6判しか入らないようです。

大きいサイズに合うカバーがひとつでも有ってよかった~。

 

  左奥からアイヌ刺繍作家のIrieさん作、

  その隣が丹波木綿(兵庫県)、

  黒字に鍵の柄は堂本印象のイラスト、

  その左は桂樹舎の八尾和紙(富山県

旅先で求めたお気に入りたちです。

 

 文庫本カバーは手に入りやすいのですが、

新書サイズのカバーはなかなか売っていません。

 

そこで、自作しました。

f:id:hapo_mina:20201014151308j:plain

新書本カバー

Irieさんに影響をうけてアイヌ刺繍をしました。

刺繍はへなちょこですが、

通勤電車の中で立って本を読むことが多かったので

左手に持った時に手が滑らないような位置に刺繍をして

持ちやすいように作りました。

 

縞模様は骨董市で手に入れた布です。

 

 

どちらもお気に入り。

 

 

本の内容やバッグに合わせてカバーをかけるのも

ちょっとした楽しみです。

 

 

 

 

 

りんごを飾る

部屋にりんごの香りが漂っています。

f:id:hapo_mina:20201014142338j:plain

初物の林檎

スーパーで買った今季初のシナノスイート、1個78円。

申し訳ないような安さです。

食べる前にしばし部屋におき、その香りを楽しみます。

 

もちろん 今夜頂きまーす。

 

林檎の皮はどうやって剥きますか?

 

サザエさんがやるように、丸く、らせん状にクルクル~?

 

それとも、

 

くし形に4つや8つに切ってからむきますか?

 

この皮のむき方で世代が分かれるそうですよ。

 

くし形に切ってからが、若い世代だそうな。

 

ワタシはずーっとクルクル派だったんですけど、

その話を聞いてからくし形派に転身しました。🍎😆

 

 

皮をむいた後は色止めをしますか?

 

わたしはシャッキとした食感が好きなので何もせずにそのまま食べます。

 

Hapoさんは、必ず塩水につけてから食卓に出していました。

 

ワタシが何もせずに出すと、必ずダメ出しされました。

だって、塩水につけると、ふにゃっとしてしまうんですもの。

 

そんなやり取りが懐かしい。

 

今では、ジュースでないと林檎を味わえなくなりましたから。

 

次に会いに行くときは、

ちょっと奮発しておいしい林檎ジュースをお土産にしようかな。

 

菊花開 

寒露 ~次候~ きくのはなひらく

f:id:hapo_mina:20201013124838j:plain

小菊の花が咲きそうです

旧暦 七十二候の菊花開の時季になりました。

暦通りにベランダの小菊も蕾を膨らませています。

 

禍があろうとも季節が、

ちゃんと巡っていることはしあわせなことだなぁと思います。

 

この小菊、去年買い求めて、花が終わった後に切り戻しをしただけで特に手入れをしたわけではないので栄養不足か、超のつく小菊になってしまいそうですが、それもいとをかし、かな。

 

菊といえば、中学生のときに園芸クラブに入っていました。

園芸が好きなのではなく希望のクラブが定員オーバーで仕方なく入った次第です。

その時育てたのが厚物と呼ばれる一輪がすっとたって咲く菊でした。 それを挿し芽で増やしていくのです。教えてくれたのは社会科のおじいちゃん先生で自分の趣味の世界を生徒に手伝わせているという感じでしたが、それなりに楽しくて、今でも植物がそばにある生活をしているのはその先生のおかげかもしれないなと思います。

 

と言っても、

多年草のほっといても花が咲くものばかりなんですけれどね。

 

菊というと仏花のイメージがありますが、

ポンポンマムの丸っとした花はかわいいですよね。

 

一重咲きの嵯峨菊や肥後菊も繊細な感じもいいな。

 

菊花展が近くでやっていないかなぁ~。

 

菊の葉の香りもスーッとした樟脳のような香りでいいですよね。

 

愛でるのもいいけれど、食べて味わうというのもいいな。

「もってのほか」という素敵なネーミングの菊がありますものね。

 

やはり、最後は食欲の秋に話がまとまりそうです。

 

 

花が季節を知らせてくれる

f:id:hapo_mina:20201012113048j:plain

金木犀の花が散りました

雨上がりの金木犀、芳醇な香りもおしまい。

 

f:id:hapo_mina:20201012113431j:plain

ホトトギスが咲いていた

 

いつもの散歩道を歩いて、季節ごとの花をたのしむ。

退院後の外来診察へ行ってきました。

Hapoさんが退院して2週間が経ちました。

 

整形外科(大腿骨骨折)と外科(十二指腸潰瘍・狭窄)の経過診察です。

 

この日の診察は、「退院してその後どうですか~?」と聞かれる程度のものだとHapoさんには説明していたのですが、Hapoさんは、内視鏡検査をして経過が良くなっていて普通食が食べられるようになるという結果をもらえる日だと自分なりの筋書きがあったようです。

 

それなのに、内視鏡検査はしない、な~んにも変わらない、今まで通りの流動食を続けなければいけないという結果に苛々し、「いったい今日は何のために病院へ来たの?来る意味なんてないじゃない! 流動食を食べ続けるのはいやだ!と医師に、内視鏡検査を今日やってくれと詰め寄るほど。

 

「今日はできないんだよ。わかった、じゃあ検査予約しよう。だけどね。やっても経過が良くなかったら流動食のままだからね。検査をすれば、普通食を食べられるようになるわけではないからね。どうなるかは結果次第だからね。」とドクターは、たじたじ。

 

「やってみなければわからないなら、やらなきゃあしょうがないでしょ。」

とHapoさん。

なんか、禅問答のよう。

 

入院中に内視鏡検査を2回して、「もう2度とやりたくない。」と言っていたのに、それをがまんして検査をすると自ら言ったのは、よほど食へのおもいがあったからでしょう。 入院する前までは好きなものを食べていた生活が一変してしまったのですから、そのストレスは凄まじいものだと思います。それが積み重なって潰瘍になってと悪循環です。 固形物を食べれば消化管に詰まって、嘔吐から誤嚥性肺炎になるリスクがあります。リスクより、食事。それを取りたくなるHapoさんの気持ちも分かります。

 

できることがなくなってきて、

食べることが唯一の楽しみと言っているHapoさんですから。

 

狭窄は自然治癒するものでは無いようですが、

それでも良くなっていることを願うばかりです。

 

検査予約がとれたのは、2週間後。

検査結果を聞くのは、そのまた2週間後。

 

このスケジュールを聞いた夫が

「結果なんて当日わかるだろうー!」と怒り心頭。

 

いや、私に怒られても。

 

大きい病院ですから。

こちらの思うとおりにはいきません。

 

そういえばHapoさんもいつも言っています。

 

「自分の思うとおりに、ぜんぜんならない。」って。

 

こう言われると年寄のわがままだと思うことが、しばしばありましたが、

Hapoさんにしてみればこれがストレスで潰瘍の種を溜めていたのかもしれません。

 

 

Hapoさんの筋書きに無理はあるものの、

思い通りになってほしいなと切に願います。

NHK 趣味どき! 新シリーズ

10/6 火曜日から始まった NHK Eテレ 趣味どきっ!の新シリーズは、

 

こんな一冊に出会いたい 本の道しるべ

 

第1回目の講師は、平松洋子さん。

 

もう、大好きなんです。

洋子さん(名前で呼んでしまうほど、好きー)のエッセイが。

他の番組で日本で一番、

食のエッセイのうまい人って紹介されてたこともありました。

 

うん。 そう思います。

クスっと笑ったり、ほろりと涙したり、ゴクリと唾をのんだり。

 

おいしい、たのしい、ほろ苦いがリズムよく書かれているのが心地よいのです。

七五調の文体は、そのまま俳句になりそうなくらい

ぎゅっとエッセンスが詰まっています。

 

 

そんな文章を書く方が、第一回目ですよ。

素晴らしいキャスティングですね。

番組でお話されていた本への想いにも共感します。

 

ソファにあぐらをかいて、クッションを膝におき、本を読む姿もいいなぁ。

 

全8回のシリーズのこれからの講師の方々のお話も楽しみです。

 

録画して、本棚にある本をじっくり見るのも楽しみ。

 

番組の中から本を知る。

 

新しいジャンルの本との出会いもありそうです。