このところ思い出話に花が咲いているこのブログです。
年寄りは昔話しばかりしていると若いころは思ったものですが、いまやそっち側が立ち位置になっています。 いいですよね、それで、と思えたのがこの展覧会のタイトルです。
はじめて「生きているのは、やっぱり懐かしい」というタイトルを目にしたときは、しっくりこなくて変わっていると思ったのです。 それがここのところ思い出話を書いていて「ああ、こういうことか」と腑に落ちた感じです。 過去のことを思い出してばかりというよりも、思い出せることがありそれを懐かしむ今があっての未来です。 生きているこその懐かしさですね。
以前伺った「生田の山の上の家」にあったステッドラーの鉛筆も大甕も近代文学館に展示されています。 あの大甕が同じ県内とはいえ山越え谷越えやって来たことを庄野先生は驚いておられるでしょうか。 それらに再会できることも懐かしいことです。
展覧会の内容はこちらの記事で詳しく紹介されています。
楽しみなのは庄野作品にたびたび登場していた「かきまぜ(ちらし寿司)」が館内の「鮨喫茶すすす」で期間限定で食べられることです。 この週末に江國香織さんの講演とセットで味わってきたいと思っています。
あ~♪
生きているのは、やっぱり楽しいものだな^-^