最近お気に入りの小さなカップ。
ころんとした形がカワイイの「ころんカップ」と呼んでいます。
黄の釉薬がお月様のようにも見えます。
持ち手が細くてナイーブですが、とても持ちやすいのです。
白湯を飲むときはもっぱらこれを使っています。
矯正施設にいる少年たちが作ったものだそうです。
その即売会にずらりと並んだ湯飲みやマグカップなど
形も大きさもさまざまの中で
このカップに惹きつけられました。
こんなに可愛くて使いやすくて素敵な器が、
なんと100円だったのです。
これを作っていた時の少年は、
穏やかな心持ちだったのだろうなと思える
作り手の優しさを感じるカップです。
私が高校2年の夏休みに地元の少年院にいる人たちとおしゃべりをする会に参加したことがあります。 自発的にではなく先輩に誘われてで、輪になって座って雑談をしただけなのですが、彼らはそのおしゃべりを楽しみにしていたそうです。 同世代の人としゃべるというのは大事な時間だったのでしょうね。
カップを引きで撮った写真が顔に見えました。
なんだか誰かとおしゃべりしているようですね^-^