チバニアン! と聞くと
ボヘミア~ン♪ とつい歌ってしまうワタシ。
「違うから、千葉時代っていう意味だからね。」
それを聞き、「チバニア~ン♪」と歌い直すワタシ。
それを見て、シラ~っとしているオット。
これも我が家の日常です^-^
さて、本題の「チバニアン」ですが、先日の美術館AS IT ISに行ったときに
近くだったので立ち寄ってきました。
養老川沿いにあるそれは、説明を聞かなければ
通り過ぎてしまうただの河岸壁なのですが、
歴史的にとてもすごいところのようです。
説明を聞いても、まだわからないワタシです。
なので、詳しくは市のホームページの
チバニアン誕生のページをご覧くださいませ。(丸投げです)
↑ 右下部のゴールドの丸いものは「ゴールデンスパイク」といって
国際境界模式地(GSSP)として承認されて設置されたものです。
そのGSSPが「チバニアン」と命名された地層で、
約77万年前に起きた最後の地磁気逆転現象前後の
連続的な海底堆積層が地上で観察可能な場所で、
赤、黄、緑のマークは逆転地層が分かりやすいように打たれたものです。
この地層にある1本の白い筋が「白尾火山灰層」で御嶽山が77万4千年前に
噴火したときにここまで灰が降ってきて堆積したものです。
これが視覚的に年代が推定できる鍵層になっています。
書いていても、頭の中がこんがらがっています😅
↑ 河床が平らで浅くU字ラインに削られているのも
養老川のこのエリアの特色のひとつだそうです。
その川底にはいくつもの貝類の化石を肉眼でみることができました。
77万年前のここは水深500mの海底で
今より少し海水温が低かったと推測されています。
↑ 素掘りのトンネル
これは周りの土地を耕地化するために江戸時代以降に
人力で掘られた流水路です。↓
さらっと見るだけのつもりが、ボランティアスタッフの方の説明を
聞いたり、質問をしたり川底の化石探しをしたりで
1時間ほどの滞在になりました。
駐車場に戻ると隣の売店に猫の置物があって、
「はしもとみおさんの木彫りの猫みたい~」
と遠目で見ていたら、、、。
「ニャオー」と鳴き声が、、、。
あれ、置物ではなかったのね。
なんて話していてもほとんど動きません。
ほんのちょっと目が動いただけです。
びくともしない招き猫ちゃんに「バイバイ」して
次の目的地に向かいました。