ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

介護

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介 護 (藤澤昭・著)

ずばりなタイトルが目について手にした本。

 

とある市の特養(特別養護老人ホーム)の申込受付相談員の

相談メモをもとにしたお話。

小説ではあるけれど、ほぼ作者の実体験をもとに書かれた話ではないかと思われる。

 

 

特養への入居相談をする人々の様々な事情、心情が描かれている。

 

介護認定や老人ホームの種類や申し込み方法、

費用負担、役所への届け出など、これから経験する人への

How to本としても成り立つような内容も書かれている。

 

けれど、やはりこの本を読んで一番の収穫は、共感ではないかと思う。

 

作中の相談員もまずは相談者へ、「そういう相談は他にもありますよ」と

相談者の心を軽くしている。

 

 

 

いろんな人がいる。

 

さまざまなケースがある。

 

百人百様の介護がある。

 

 

介護の先の、見送りがある。

 

そのことにも何度もふれている。

 

 

タブーだと思われることがらかもしれないけれど、

 

避けられない、誰にでも訪れることだけど、

 

介護の先の終わり時も 百人百様。

 

 

 

扉のページには、

 

本書は有吉佐和子・著「恍惚の人」への私なりの返書である。

 

とある。

 

タイトルを聞くことはあっても未読の本。

 

次はその本を読んでみたいと思う。