勝手に決めました、毎月第2日曜日は狂言の日!
横浜能楽堂が長期休館中のため、
出張「狂言の日」として
みどりアートパークで開催されました。
番組と配役は、
狂言「蚊相撲」(大蔵流)
シテ(大名):茂山千五郎
アド(太郎冠者):島田洋海
アド(蚊の精):山下守之
後見:茂山茂
狂言「仏師」(大蔵流)
シテ(すっぱ):茂山茂
アド(田舎者):茂山千之丞
後見:山下守之
上演前に茂山千之丞さんが
狂言についてや
この日の番組(演目)のあらすじを
面白おかしく説明されて
はじまる前から笑いに包まれた会場でした。
狂言は笑うための演劇ですから大いに笑って楽しみます。
会場には小学生くらいのお子さんがちらほらといらして
大丈夫かな?飽きないかな?と心配だったのですが、
笑いのツボに的中したらしく
誰よりも先に可愛い声で笑いはじめて
その声につられて他の人たちからも一層の笑いが沸き起り
舞台と観客が一体になったとてもいい狂言の会でした。
ホールで開催される狂言にも何度か足を運んでいますが、
この日の舞台には松の絵が描かれた「鏡板」がなく
黒い幕が下がっているだけです。
能楽は見えないものを想像して見るのですが、
どのホールでも幕に描かれた松が舞台にあったので、
松さえも想像するのか、と思ったのですが、
松さえも無かったので、
より想像の世界が広がったように感じました。
久しぶりに狂言を見て
大いに笑ってリフレッシュ!な一日でした^-^
会場でもらったパンフレットを眺めて
次はどれを観に行こうかと
考えるのがまた楽しい♪