京都、今宮神社の門前に向かいあってある「あぶり餅屋」さん。
神社に向かって右(南側)が一文字和輔(一和)さん。
創業はこちらの方が古く平安時代だそうです!!!
↓一和さんのあぶり餅
親指大の餅にきな粉をまぶしてから炭火で焼く作り方はどちらのお店も同じです。
温かい緑茶とさっぱりめの白みそタレ、おいしゅうございました。
いっぽうの「かざり屋」さんは、
甘めの白みそタレと冷たいほうじ茶。
暑い日だったので冷たいお茶が嬉しかったです。
食べたのもこの順番だったのが良かったみたいです。
タレ多め、餅はやわらかめでサイズもこちらの方がちょっと大きかったかもしれません。
どちらが好きかといえば、どちらも好き^-^
そして、どちらもタレも京都に来たなと思わせる白みそタレです。
この日のことだけで言えば、「餅とお皿」は、一和さん、「タレとお茶」は、かざり屋さんの組み合わせがあれば嬉しいな~と思いましたが、同じ餅でも焼き加減は毎回変わってくるでしょうから、その時々のおいしさがきっとあると思います。
最初は10本は多いからどちらか片方のお店しか食べられないかな、と思っていましたが合わせて20本ぺろりと食べていました。せっかく京都まで来たのですから、どちらも食べたいですよね~。
余談ですが、この日かざり屋さんにアメリカのグルメ番組のクルーが取材に来ていました。 お店に並んでいたで団体旅行の方たちなのかな?と思っていたら離れに機材を搬入して音声さんやカメラマンがスタンバイ。食レポをしていたお二人は芸能人なのかどうかはわかりませんでしたが、アメリカへも情報発信されるほど「あぶり餅」は有名なのですね~。 白みその甘ダレがアメリカの人も美味しいと思ってくれるといいですね。
あぶり餅を食べることで「無病息災」「厄除け」のご利益があるそうです。
旅の初めにあぶり餅を食べて、この旅の安全のご利益もあったと信じています。
最初にちゃんと神社にお参りしてからあぶり餅を食べにいきましたからね~。
このあぶり餅、この今宮神社以外でも食べることができるのかしら?と調べてみたら
嵐山の清凉寺に「大文字屋」さんがあったそうですが、そこは閉店したようです。
石川県金沢市の神明宮では「あぶり餅神事」というのがあって御幣の形をした食用を神事のときに領布するそうです。 いつでもお店で食べられるのは京都の今宮神社だけのようですね。
おいしかった「あぶり餅」の話をオットにすると、「いいなぁ~、食べたかったな~」と羨ましがっているので、自宅で再現してみようかと思っています。
「パック餅をレンチンして柔らかくしてきな粉まぶして、魚焼きグリルで焼いて白みそタレつけて食べる」という手順で、似て非なる、ちょっと美味しい餅が食べられるかも? うまくできたら記事にするかもしれませんが、登場しなかったら失敗したということで、、、。
いつかオットと一緒に食べに、いえ「お参り」に行くことができますように。